足裏の痛みは意識で変わる。知るだけで変わる「足裏の事情」
こばです!
足裏が痛い。
足の相談で最も多い、悩みやトラブルです。 特に多いのが「趾のつけね」関連でしょうか。
歩くと痛い
走ると痛い
動くと痛い
立っているだけで痛い
このように、様々な状況で痛みを感じやすい部位が
「足裏の趾のつけね周り」です。
書きながら思うのですが、日常生活を送る中で痛みを感じるのは
本当に辛そうです。
足裏が痛いと何をするのも億劫になりますし、 立っているだけで痛いとなると、なおさらその思いは強そうです。
そこで、今回は「意識をするだけで変わる足裏の痛み」に焦点を絞って
ざっくりと解説したいと思います。
※わたしはスピリチュアル関連は全く信じていません。
ですので、気の流れとかそういうのも今回はありません。
意識を変えることで、物理的な圧力を変えるのが今回の話です。
でも、ホラー映画を見た後は信じてしまう程度の信仰心です。
「足裏の痛み」を変える意識
答えから入ると「内くるぶしの下で立つ意識」を持ちましょう!
まず、大前提としてまっすぐ立っている時に人の足には、 おおよそ3:7の割合で、足裏に力がかかるのが適切だと言われています。
頭~スネまでまっすぐ降りてくる重さに対し 足部がけっこう後ろにあるから!
という位置関係からも、想像しやすいと思います。
そして、趾のつけねなど前足部が痛い方に多いのは
この3:7のバランスが崩れている方です。
ようは、
3:7ではなく
4:6
5:5
など、足の前側に大きく体重を乗せていることで起こりやすいです。
変えるのは立ち方の意識
今回変えて欲しい意識は「立ち方」です。
立った時の重心位置を変えることで、前足部にかかる力を整えます。
実は、この方法を意識しただけで
足がとても楽になりました
足の痛みが和らぎました
というお声を頂いたことがあります。
そして、この答えは「内くるぶし」にあります。
画像でざっくりと解説しましたので 下の画像を見て、マネをしてみてください!
内くるぶしの理由は、スネの直下にあるから。
頭という体重の約10%の重り+十分に育ったお腹周りの重さは
骨を通して、頭~足まで降りてきます。
さきほども解説したように、スネに対して足部は後ろにあります。
その関係で体重が自然に降りてくるのは おおよそ「内くるぶしの下」になるのです。
中には、土踏まずの真ん中で立ちましょう!なんて方もいらっしゃいますが カラダの位置と土踏まずの位置を見比べてください。
土踏まずで立ったら、足だけちょっと前気味な気がしませんか?
まぁ、そういうことですよ。
騙されたと思って「内くるぶしの下」で立ってみてください。
足裏の痛みや感じ方だけでなく
背筋の伸び方、太腿裏の伸び方などを感じられる方もいらっしゃいます。
ただ、注意点として
そもそも、なぜ自分は構造的に適切な「内くるぶしの下」で立てていなかったのだろう?
というポイントがあります。
これには、足にどのように体重をかけるかによって
足の傾き方
ひざの開き方
腰の負担のかかり方
それぞれの関節の左右差 など
が関係してきます。つまり、
体重のかけ方で姿勢が変わるのです
何が原因でその姿勢になったのかは分かりません。
あなたを見ていないからです。
ただ、意識を変えるだけで変わる足裏の負担があります。
この「内くるぶしの下に重心をおく」意識で
足の痛みだけでなく、姿勢が良くなった! という方は、足元に原因がありそうですね。
訪問などで実際に見させて頂くと、体験していただきながら 様々なお話も可能ですので、お気軽にご相談ください。
こばでした!
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