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痛いワラーチの対処法。足裏が痛くなる靴にも使える調整


こばです!



「ワラーチを履いたら足裏が痛い」


検索していると、このような記事やブログを良く見かけます。


個人的には「そのまま使ったらそうなるよ・・・」と思ってしまいます。前提条件が違うので仕方がないのです。でも、対処法はあります。せっかくですので使いやすいワラーチに仕上げてみましょう!



ワラーチが痛い理由

大きくこの3つです。


  1. 7mmの靴底

  2. 走る民族との身体・習慣の違い

  3. メキシコの土より硬いアスファルト


※サクッと見たい人は飛ばしてください。




ワラーチや類似のマンサンダルは主に7mm厚のビブラムソールから作られます。廃タイヤで作ると何かと大変だったり衛生面やら何やら気になるからですね・・・はい!ここ大事!



7mmの靴底


一般的に靴底は数センチの厚みがあります。

そうでないとクッション性が確保できないからです。


だから靴底が薄いものでも柔らかいインソールがついていることが多い。痛み対策ですね!


7mmの靴底だけで使うのって足裏が痛くなって当然ですよね?


走る民族との身体・習慣の違い


伝統的にワラーチを履くメキシコ北西部の走る民族(ララムリ、タラウマラどちらも同じ意味)は、日常の足として走ります。born to runでは「マラソンの距離では短すぎて本調子がでない」と言う人がでてくる程度に走り慣れています。



わたしたちは主に「趣味・健康目的」で走りますね。


幼少期から日常的に走る人が日常的に履くワラーチを、運動不足で脂肪の乗った身体で同じように使うのは適切でしょうか?わたしは違うと思います。アマチュアがプロのガワだけマネしてもケガするだけだと思います。




メキシコの土より硬いアスファルト

アスファルトは硬い!無理!ひざにくる!


身体も地面環境も本家の民族より劣るのに、同じ物を同じように使っても失敗するのは当たり前だと思います。原付免許取得者がF1カーに乗るようなものです。ピーキーすぎるしボタン多すぎるしコントロールできない。



だから、ワラーチは日本仕様に合わせる必要があります。

ようやく本題


※サクッと見たい人はここまで飛ばしてください




痛いワラーチへの対処法


  • クッションを重ねよう!!


クッションシートを乗せたらOKです。

これだけで負担や痛みが大きく変わります!



手順


100均やホームセンターで売っているEVAシートを買ってきて、ワラーチの輪郭を転写



カットして


ワラーチのヒモ穴と同じ位置に穴を開け



ハサミで縦に切り込みを入れて




両面テープを貼って、切込みからワラーチのひもを滑り込ませるようにしてはめ込む




はみ出た分はカット



完成!





靴でも使えるテクニック


履くと足裏が痛い靴のある人は同じようにやってみましょう!インソールを取り出し、インソールの形にEVAのクッションシートを切って入れるだけ。非常に簡単!



この方法なら全く痛くないので昨日もしっかり走れました!


わたしの場合はアーチサポートインソールのように 足の支えもつけているので、もの凄く動きやすいです。


伝統に従いたい人は別ですが(廃タイヤではなく新品のビブラムソールを使っている時点で伝統からかけ離れる)環境・身体を考えたらクッションを足すべきだと思います。


コンクリートジャングルでの使用には耐えられない


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