歩いているときにつまずく問題は、筋トレしなくても改善する
こばです!
『歩くとつま先が引っかかる』
歩いているときにとつま先がガツ!と地面に当たり転けそうになる。何度も経験したことがあるでしょう。実は、このトラブルは加齢とともに増えると言われています。それはつま先を上げる筋力が低下するから!というのが一般的です。
ですので、検索したら
つま先を上げる筋肉を鍛えましょう!
アキレス腱伸ばしで、つま先が上がるようにしましょう!
とみんな口を揃えて言っています。
もちろん大賛成です!
でも、個人的には『筋肉の強さの問題』だけではなく、『筋肉の使い方の問題』が大きいのかなぁと思います。それによって『歩くとつま先が引っかかる』人が多いように思います。
今回は、2つの観点からどこに問題があると『歩いた時につまずきやすいのか?』をざっくりと解説します。
歩いた時につまずきやすい2つの要因
ざっくり2つあると思います。
家の中でもつまずく →筋肉の問題
家の中ではつまずかないけれど、外ではつまずく →靴の問題 ーサイズが合っていない ー形が合っていない ー履き方が悪い
【家の中でもつまずく】
家の中でもつまずくのであれば、『筋力の問題』が大きいと思います。それこそつま先を上げ下げする筋肉や靭帯の問題ですね。視野の問題などもありますがざっくり筋力だけに留めます。
※素足ではつま先が下がるけれど、靴を履くと下がる筋力もここ。
【家の中ではつまずかないけれど、外ではつまずく】
家の中ではつまずかない筋力があるけれど、外ではつまずくのであれば『靴の問題』が多い気がします。とくにサイズと履き方。ご年配のかたほど手を使わずにサッと履けることに価値を感じられる方が多いです。
そして、大は小を兼ねる理論を尊重する傾向にあるのもこの年代。
そりゃ足よりデカい靴をガバガバに履いたら地面に引っかかりますわ。大きな靴を履くというのは自分の足より大きな状態になるということです。素足では当たらない歩き方を、デカい靴で大きくなった足で行ったら目測を誤って当たります。
また、足に合っていない靴を履くと
靴が脱げないように『足指を上に反らせたり』
不安定な靴に負けないように『足指を曲げて踏ん張ったり』
足指を無駄に上げ下げすることでバランスをとる傾向にあります。これは、ためしてガッテンの浮き指の回でも言っていましたね!
とくに重要なのが『足の指を曲げた状態』になってしまうこと。
足の指を曲げると『つま先が上がりにくくなる』から!
30秒ぐらいで実際にやってみました↑
靴の問題が大きい気がする
靴のサイズ、形、履き方によっては単純に地面に当たりやすくなるだけでなく、『筋肉が上手に使われにくい環境』になりやすいです。日本人はまだ靴と足もとの健康への関心が低いので『靴によるつまずく問題』が起きやすいのかなぁと思います。
雑に言うと、まともに靴履いてる人が少ない。
医療職の人だってそう!
足に合った靴を適切に履くのが何よりも大事
足に合ってちゃんと履くなら安くて良い。窓全開でエアコンフル稼働しても効果が薄いように、道具は使い方が大事です。靴という道具を上手に使うのもそうですが、『道具としてのからだ』の使い方も大事!
さっき言ったように、『足指をギュッとしていたら、つま先が上がらなくなる』これも道具としてのからだの使い方の1つです。適切に使っているのにパワーが足りない・・・そのようなときに筋トレ・ストレッチが加わると最高です!
つまずくのは、靴の問題が大きいように思います。
まずはここから整えてみるのがおすすめです。
それでも不安な方は・・・
【インソールを使うと楽に身体を使える】
筋肉は骨~骨につきます。インソールで骨を支える、骨の位置が適切になるように制限をかける。このようにすることで身体を上手に使いやすくなります。これを言うと「筋肉を甘えさせる云々」という反応される方がいますが・・・
そもそも使えていない筋肉を使えるようにしているので、わたしはやったほうが良いと思います。サポートがなくても筋肉を適切に使えるようになったら『筋肉を甘えさせる云々』の話がでても良い頃でしょう。
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