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日本人は遺伝子的にワラーチと相性が良い。現代社会のわらじのすゝめ

こばです!



8月も終わろうと言うのに、相変わらずワラーチを勧めています。

これには大きな理由があり、端的に換言すると



古来より受け継いだ日本の履物に似ているからです。


今回は日本における履物の歴史と偏位をざっくりとお伝えします。

これを聞いたら、少なからずワラーチ良くない?

っと思っていただけるかなぁと思います。



矢継ぎ早ですが、早速スタート!




 

日本の履物は代々カカトのないデザイン


日本の履物と聞いて何を思い浮かべますか?


・ぞうり

・わらじ

・あしだか

・せった

・げた


この辺りを思い浮かべる方が多いと思います。

ちなみに、最近これらを履いていますか?


きっと履いているヒトは少ないでしょう。

町中を歩いていてもこれらを見ることは稀です。

ちなみに、この履物に共通しているのは【カカトのない】デザイン



今は老若男女問わず誰の足元を見ても、洋風の履物が多いと思います。


・スニーカー

・サンダル

・革靴   など


でも、実は、このような【カカトのある】洋風のデザイン 日本に浸透したのは割と最近の出来事です。




欧米式の履物に変わってまだ約70年



1950年代。 欧米式の履物が普及したそうです。

これにより今まで日常的に履いていた履物が、昨今の洋風なカカトのあるものに代わったそうです。


欧米式の履物に変わるまでは皆さんご存知の


・わらじ

・せった

・げた


などを履いていたようです。



カカトの有無で変わる歩き方


欧米式のカカトのある履物を履くと、踵から着地をします。

日本式のカカトのない履物を履くと、足裏全体から着地します。

※このような傾向が強いです


これだけ聞いても、ピンとこないと思うのですが

カカトのない履物として、ビーチサンダルを思い浮かべてください。



ビーチサンダルで歩くとどうでしたか?


靴で歩くのと同じように踵をついて歩くと非常に歩きにくかったと思います。

それは、カカトのない構造なので、足の踵をついて歩くと脱げてしまうからです


ビーチサンダルのカカトの底は地面について踏ん張っている

→でも、脚の起動は円運動で後ろに動いている。

→履物にカカトがないのでストッパーがない →ビーチサンダルを残し、足だけ後ろに

=脱げる


という図式が成り経ちます。

では、ビーサンで歩く時にどうするか?

ご察しのように踵をついて歩かないようにするのです。


ですので、ビーチサンダルを履いた時は 主に前足部や中足部など【足の前半分】で着地をしたと思います。


ビーチサンダルと似た構造である日本式の履物。 これらも同じように、足裏全体や前半分で着地をする傾向にあります。



ここで、話を戻すのですが



カカトのある履物で、踵から着地をするようになってまだ70年

日本人はそれ以前の1000年以上前から、足裏着地をし続けた


遺伝、進化など様々な要因があるのですが

脈々と1000年以上受け継いできた歩き方、動作は

日本人にとっては適切な気がしませんか?



とくに、靴に代わってまだ70年という事は、おおよそ70歳以上の方は踵着地をしない遺伝子を直接継承し保持している方々になります。



遺伝子的に考えたら、カカトのない履物って相性良さそうですよね?



というのが今回伝えたいところです。



ここで、ワラーチの話になります。


ワラーチは我々の遺伝子とマッチしやすい【カカトのない履物】です。

名前的にもわらじにすごく似ていますね!


でも、正直ワラジよりも現代社会には合っていると思います。


・ゴム底なので滑らない

・ゴム底なのでワラより頑丈

・ゴム底なのでワラよりも腐りにくく、乾きやすい


とくに、今は昔と違い基本的に地面は硬いアスファルトです。 マンホールやグレーチングなど金属の地面や、ツルツルに研磨されたブロックなど

草と土が当たり前だった昔では、絶対にありえない地面環境になりました。



そう、わら素材だけでは心もとないのです。



ワラーチに使う底材はアスファルトに対応している一般的な靴底素材です。 雨の日もそうですし、わらだけで作るワラジよりも様々な面で今の環境と相性が良いです。

これは断言できます!



ですので、

・日本式の履物に近く

・日本人の履物遺伝子にマッチし

・現代社会の道路環境に対応した



ワラーチは日本人におすすめなのです!



履くと戻れますよ!


こばでした!

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