日本人に合う靴はたぶんあなたに合わない。『国民的ヒット曲』のようなものだから
こばです!
『日本人の足の形に合わせた靴』
ここ10年ぐらいでよく見る言葉です。
この本当の意味は
『国民的ヒット曲』のようにどの年代の誰にでもヒットするわけではないということ!今の音楽環境って年代別に違うじゃないですか?10代20代30代それぞれ違う音楽を聞いています。
『日本人の足の形に合わせた靴』も同じように階層化された特定の区域の人に合う!という意味合いが強いです。つまり、『合う人には合うし、合わない人には合わない』のです。
だから『日本人の足の形に合わせた靴』であってもきっと、あなたには合いません。
今回は、この辺りをざっくりと解説します!
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あなたも買って後悔したことありませんか?
【誰かに合う靴=誰かに合わない靴】
基本的にみんなに合う靴はありません。
あれば、靴が合わなくて困っている人はいませんよね?
例えばクラスメイト、職場の仲間、家族、兄弟思い返してください。全く同じ体型の人っていなかったですよね?いる!と答えた方は双子か未来から来たかのどちらかでしょう。体型がみんな違うように、足の形もみんな違います。
また、これはわたしの仮説なのですが
住んでいる地域
年代
この2つが足の形に大きく影響しているように思えます。
若い子の足は細長い
よく言われるのですが本当にその通りだと思います。若い子でガチッとした足の人は非常に少ない。仕事柄様々な年代の人の足を見ているのですが、見てきたサッカー部、野球部、テニス部の子たちは平均的に細い足をしていました。
ラグビーや柔道、剣道の子達にはたくましい足の子が多い印象。みんなが口を揃えて言う、外で遊ばない子が増えた、外で遊べない環境が増えたことによる『足を使わない生活環境』の弊害もありそうですね。
50代をすぎると『幅広』な足が多い
アシックススポーツ工学研究所の報告によると、『50代を過ぎると足が外に広がるタイプが増えてくる、外側に体重がかかるようになり、O脚がひどくなったり、将来変形性膝関節症になったりする危険性が高くなる』そうです。
これらも相まって
若い子の足はドンドン細くなり
50歳以上の足はドンドン太くなる
だから、1つの形で老若男女に合う靴はないのです。
地域によって足のサイズ感が違う
本当に余談ですが、わたしは温泉街で育ったこともあり、今でも温泉が大好きです!※実家の半径1km圏内に8つほど安い温泉施設がある程度。
ですので、帰省をしたら様々な温泉に行きます。
それこそ活気のある地域の温泉~山奥の温泉まで色々行きます!1000円もあればハシゴできるので安いし気持ち良いし時間も潰せて最高だからです!
田舎ほど足が太く、たくましい
温泉道楽での気付きです。山奥の農家の方々が利用する昔からある安い温泉が好きでよく行くのですが、毎回驚きます。足が本当に全然違うのです。フットではなく濁音のついた”ブット”という感じです。
山の斜面を歩いたり農作業でしっかり足指を使う生活をされている方々は足元から違う。これは義肢装具士時代に上司からも言われていたことです。『農家の足はたくましい。だから、インソールも支えすぎない方が良い。元々の足の機能を損ないにくいし違和感として感じる人が多い』なんてことを言われました。
そんなたくましいブットを見た後、博多に戻ってお客様の足を見るとフットというか、もはや半濁音ですね。”プット”という感じのシティボーイな足に見えてしまいます。
地域によって足のサイズは大きく変わると思います。
日本人の足の形に合った靴の正体
上記のことからも『日本人の足全てに合う形の靴』ではなく、『特定の年代の人に合いやすい形の靴』なことが多いです。料理でいうところの〇〇風みたいな、『日本人の足の特徴』に合いやすいけれど、あなたに合うかは分からない。
ですので結局履いてみないと分からない。
という結論にたどり着きます。
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