土踏まずを持ち上げる、後脛骨筋
こばです!
今回は簡単な勉強回です
足において大切な筋肉はいくつかあります。
その中でも、土踏まずを作るのに不可欠な筋肉は重要です。
今回はこの、数少ない土踏まずを直接支える筋肉である
「後脛骨筋」をざっくりと見ていきたいと思います。
簡単な鍛え方、エクササイズも後半載せますのでお見逃しなく!
土踏まずを支える「後脛骨筋」
後脛骨筋は「こう けいこつ きん」と読みます。 ※文献によっては脛の字は画像のように略字で書かれます。
脛骨=スネの骨です。 スネを触ると硬くて長い骨がありますよね? この骨を【脛骨】と言います。 また、筋肉には起始・停止があります。 どこからついて、どこにつ
くというもので
後脛骨筋を難しく書くと以下の通り。
【難しいバージョン】
【起始】
骨間膜の後面上部1/2とそれに隣接する脛骨と腓骨の部分
【停止】
舟状骨、3つの楔状骨、第2・3・4・5中足骨底
ざっくり考えるとこんな感じ
【ざっくりバージョン】
【起始】
スネ
の骨の裏
【停止】 土踏まずの辺り
筋肉はゴムのような存在です。
付着部の間で伸び縮みします!
実際に見てましょう!
前から見ると、2本のスネの骨の間にあるのが分かります。
斜め後ろから見るともっと分かりやすい。 スネの骨の後ろ側に大きく存在し、
内くるぶしの後ろを通って、土踏まずまで沿いながら伸びている
のが分かりますね!
真横から見ると、この後脛骨筋が どのように伸び縮みできるのか? が想像しやすいですね!
後ろ側から土踏まずを引き上げるような動きをする。 というのが分かります。
ただ、結構細い筋肉というのは覚えておいてください。
※基本的に筋肉の強さは【長さ】と【広さ】に比例します。
長くて広いほど強い力を出しやすい筋肉です。
最後に下からのアングル。
土踏まずでも、足の甲骨の真ん中あたりついているのが分かります。
【雑にまとめ】
後脛骨筋は
スネの後ろ~土踏まずにつく
土踏まずを直接持ち上げる位置関係
筋肉は長いけれど、細いので大きな力は期待しにくい
つま先立ちをすると後脛骨筋を鍛えやすい
後脛骨筋の主な動きは
足の内がえし
底屈
底屈は、つま先を下げる動きです。
足の内がえしを鍛えるような動きも大切ですが、
日常生活をおくりながら、鍛えやすいのは【足の底屈機能】です。
まずは足関節の底屈を主に意識しながら、もっとやりたい欲が高まったら
次のステップで行いましょう!
【足関節 内がえし トレーニング】などで検索するとたくさん出てくるでしょう。
つま先立ちのポイント
足を肩幅に開く
イスの背もたれに手をおく
背筋をまっすぐに伸ばしたら準備完了
両足でつま先立ちをして5秒間キープ 終わったらかかとをゆっくりと下ろす
これを気が向いた時に20回ほど。
※教科書的には朝晩各20回 やりすぎにご注意を!
土踏まずを支える大事な筋肉 【後脛骨筋】の話でした!
こばでした!
Comments