なぜ、足の人差し指のつけ根にタコができやすいのか?
こばです!
足裏のタコで困っている方は多い
今まで、様々な足裏のタコを見てきました。
その中でもとくに「人差し指のつけ根のタコ」 でお困りの方がおそらく1番多くいらっしゃいます。
ウオノメもそうですね!
タコがあると足裏が痛くなりやすい
タコは厚くなった角質です。
足裏に硬いものがあると想像してみてください。
非常に違和感がありそうですよね?
小石が靴の中に入ってるだけでも違和感がすごいのに
それ以上のものがあると痛そうだな・・・と思いますし
実際にお痛みでご相談をされる方が非常に多い。
だからこそ対策をしていきたいですね!
対策のきほんは相手を知ること
なぜ、タコができるのか?
なぜ、タコが人差し指のつけ根(第2中足骨頭)にできやすいのか?
これらを知っているのといないのとでは、対策の効果が変わってきます。
だからこそ、今回は
なぜ、タコが人差し指のつけ根にできるのか?
をざっくり知っていきましょう!。
第2中足骨頭にタコ・ウオノメができやすい理由
まず、タコ・ウオノメができる理由ですが
【足裏の刺激が一点に集まりやすい人に多い】です。
いわゆる防衛反応
部分的に強い力がかかっている
=そこの皮膚を硬く厚くして身体を守ろう!
という反応によるものと言われています。
「局所的な力がかかりやすいお足」ということですね!
足のアーチが崩れると「局所的な力がかかりやすい」
つまり、足のアーチのトラブルに由来する
扁平足
外反母趾
などのお悩みを持たれる方に多い特徴でもあります。
ここから、核心に迫っていくのですが・・・
筋肉から見るタコ・ウオノメ
足には長腓骨筋(ちょう ひこつ きん)という筋肉があります。
この筋肉はスネの外側から伸び
外くるぶしを通り
足裏を通り
土踏まずの先に付着する
という、脚の外から足の内に回り込んでつく筋肉です。
通常、この筋肉が収縮すると
つま先が下がり、親趾の辺りには下向きの力が生じます。
このおかげで親趾で地面に力を伝えられるのです!
ところが、扁平足の状態である踵が内側に倒れていると話が変わってきます。
扁平足になると足の骨が地面とより平行になります。
これによって、長腓骨筋を動かしても
親趾を下げる力が弱くなります。
※構造による物理学的な話です!
程度によっては親趾を下げる力がほぼなくなるので
親趾が浮いた状態になりやすい
親趾が浮くと圧力のバランスが崩壊
簡単に言うと
「足にかかる負担をみんなで分担しよう!」
という時に、親趾が力を貸してくれなくなるのです。
浮いているので負担できないんですね。
その結果、親趾氏の隣にいる人差し指氏が
彼の代わりにその負担を請け負い
人差し指氏に局所的な力がかかる
そして、タコへ
という流れで人差し指にタコができやすいと言われています。
対策
靴・インソールで足が傾きすぎないように支えてあげましょう!
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