【意外すぎる事実】よく噛まない人は「土踏まずの低下」に繋がる 【ニュース解説】
こばです!
yahoo!ニュースを見ていたら面白い記事を見かけました。
【意外すぎる事実】よく噛まない人は股関節の動きが悪くなる?食事と股関節の「まさか!」な関係
※画像をタップすると記事にとびます。
この記事の中で
「噛むと股関節が動く」
「噛む筋肉は腸腰筋、股関節外旋筋群、内転筋群と筋膜連結している」
など理論を用いて解説されていたのですが・・・
筋肉、さらにアナトミートレインという考え方に馴染みのない人が
理解するのは難しいのかなぁと思いました。
ということは今回は、 「よく噛まない人は股関節の動きが悪くなる ・・・そして、土踏まずの低下にも繋がる」を
画像を交えてざっくり解説。
よく噛まない人は「土踏まずの低下」に繋がる
まず、アナトミートレインをざっくり言うと「筋膜による動きの連鎖」です。
筋膜は、全身を包んでいる大きな膜です。 これによって、どこかを動かすと膜を通じて 「連動していく」というもので、隣り合う筋肉に影響を及ぼしやすい。
※もっと細々したものもあります。 分かりやすいように、ざっくりお伝えしています。
気になる人は各自調べてください。
今回のメインはディープフロントライン
読んで字の如く、主に身体の前側の深い位置にある筋肉のラインです。
※後ろにも繋がっていきます。
※以下 DFL
このような筋肉の連動が起こる。
はじまりは、口を開ける時に活躍する 舌骨筋
DFLを上から見た時のスタートラインである
舌骨上筋
舌骨下筋
これらは主に「口を開けるとき・飲み込むとき」に活躍します。
とくに舌骨下筋郡ですね!
胸の上側から喉の下についた筋肉が収縮することで口が開く
この筋収縮が「巡り巡って足の筋肉まで」伝わります。
口を閉めるのは主に咬筋
「咬む筋肉」と書いて「咬筋(こうきん)」という分かりやすい筋肉ですね。
ただ、DFLには含まれていない筋肉です。
※咀嚼時に動くので、関係ないとは言えない。
つまり、「よく噛まない人は股関節の動きが悪くなる」というのは
よく噛んで「口を閉じる」も大事だけど
よく噛んで「口を開ける」方がもっと大事!!
主に口を開けることでDFLに働きかけるのです。
後ろから見たDFL
口を開ける力が、股関節周りに影響
口を開けたり、物を飲み込むときに必要な舌骨筋郡は
腸腰筋
股関節外旋筋群
内転筋群
と繋がっています。
これらは、股関節周りにある筋肉です。
太ももの動きや姿勢に影響を及ぼしやすい筋肉で
舌骨筋郡と互いに連動性があるので
股関節周りの筋肉が弱いと ・・・咀嚼する力"も"弱くなりやすい
咀嚼する力が弱いと ・・・股関節周りの筋肉"も"弱くなりやすい
という相互関係にあります。
人体のシステムってすごいですね!
呼吸や歩き方に影響する「横隔膜」と「腸腰筋」
横隔膜とも連動しています。
つまり、呼吸のしやすさと関係。
また、腸腰筋は「脚のつけ根」の筋肉です。
背骨~股の内側につく筋肉なので、
姿勢や歩き方にも影響を及ぼしやすい。
噛む力は土踏まずに影響を与える
DFLは土踏まずを支える、後脛骨筋にも繋がっています。
後脛骨筋がスネの辺りから直接的に「土踏まずを持ち上げている」
これは、下の画像を見たら何となく分かりますでしょ?
つまり、よく噛まない人は
土踏まずを持ち上げている「後脛骨筋」に刺激を与えにくいので
よく噛む人と比べると、土踏まずを支える力が弱くなりやすい。
= 土踏まずが下がりやすい
という関係が成り立つのです。
いやぁ面白いですね!
※詳しくはこちら、画像をタップして記事にとびます。
まとめ
よく噛んで食べましょう!
毎日の食事で健康に差がでるなら やらない選択はないと思います。
食べ過ぎの予防にもなるし、噛んで土踏まずを支えましょう。
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