「筋肉は使わないから硬くなる・・・」歩きながら全身ストレッチのすゝめ
こばです!
〇〇の筋肉が硬いので上手く歩けない気がします。 どのストレッチをすべきですか?
というご相談。
増えつつある内容なのですが
必要なのは「ストレッチ」だけでは無いように思います。
〇〇筋肉が硬いから=〇〇な歩きができない
正しい説だと思います。
でも、筋肉ってきほん的に「使わないと硬くなります」
※運動神経の伝達過程にあるサルコメア内におけるミオシン、アクチン
との関係です。ただ、ややこしいので詳しくは省略。各自検索してください。
使わないことで硬くなる筋肉
これは、短期的にも中長期的にも起こる身体の事情です。
運動不足でも起こり
長時間同じ姿勢を続けても起こる
また、筋肉が動きにくいことでも筋肉が硬くなる。
血液という酸素+栄養を
筋肉が伸び縮みすることで 全身に送っています!
筋肉が動きにくいと 血液という栄養が 全身に行き渡りにくくなるので
栄養面でも筋肉が硬くなりやすい。
そこで対策
それなら、筋肉を使って歩こう!
ストレッチで一時的に対策するのも悪くないと思います。
それによって適切な歩き方もしやすいですからね!
でも、日常的に筋肉を適切に使って歩けていたら 定期的にストレッチをし続ける必要はないように思います。
というか「歩きながらストレッチ」出来ているのが最高です!
余談ですが・・・
ストレッチの種類
ストレッチには大きく2種類あります。
静的ストレッチ
動的ストレッチ
静的ストレッチは一般的なアレです。
動的ストレッチはラジオ体操のような動きながら身体をほぐす運動です。
おすすめは動的ストレッチ!
動くことで心拍数が上がるので、血液循環が良くなり
筋肉が柔らかくなりやすいから!
これを歩きながら自然に行うのが今回の目的!
歩きながら筋肉を使ってほぐす
とは言っても、デュークさんのようにクネクネしながら歩こう!
というものでもありません。
羞恥心からわたしもできませんし・・・
大事なのは1つ
四肢を長く伸ばすように歩く
身体は全身つながっているので、
足を後ろに伸ばすだけで
→腰が捻られ(内転筋が伸び)
→肩が捻られ(お腹周りの筋肉が伸びる)
腕を引くだけでも
→胴体がねじれ
→腰回りがねじれる
そう、手足を伸ばすだけで
それに連なる全身が【ストレッチ】のように伸ばされます。
しかも、動的ストレッチのように血液循環を促しながらです!
大事なのは手足を遠くまで伸ばすこと!
コツ
背筋を伸ばす
手足を後ろに伸ばすことを意識
背筋が伸びていないと連動性が悪くなるので
まずは背筋を伸ばすこと!
対策は簡単
脚のつけ根である「大腰筋」から動くように意識しましょう!
大腰筋の大まかなはじまりは「みぞおち(やや下)の背骨」
大腰筋って背骨についている骨なのです。
まずは、ここから動く意識を持ちましょう!
動作時に意識できるのは1つ
と言われています。
最初に大腰筋から動く意識を持ち
これが自然にできるようになったら
腕を後ろに引く意識
後ろ足を残しながら歩く意識
これらの順に意識して段階的にやってみましょう!
また、余談ですが・・・
筋肉を意識しながら歩くのは難しいです。
よく、内転筋を収縮させる意識で歩こう!なんて言いますが
余計な力が入りやすいので 歩みがギクシャクしやすく
結局崩れちゃうんですよね。
それよりも「みぞおち辺りから脚を出そう!」と言う方が失敗しにくい。
他にも細かなテクニックは色々あるのですが
伝えにくいし相性の善し悪しもあります。
ですので、個別対応の時に様子を見ながらお伝えしています。
まとめ
たくさんの筋肉を伸ばしながら たくさんの筋肉を使って歩こう!
それでも難しい部位には個別にストレッチ!
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