「手の握り」を変えたら楽に歩ける!腕をスムーズにふる指の使い方
こばです!
歩く時の手の姿勢
歩く時に手をどのようにしていますか?
おそらく、何も意識していない人が大半だと思います。
何気ない日常動作ですからね!
でも、自分の歩みを思い浮かべていただくと
腕がスムーズにふれない
なんだかギクシャク動いている
肩に変に力が入っている気がする
というお声を頂くことがあります。
今回はその対策の話!
実は「手の握り方」を変えるだけで
【歩行動作を効率的にできる方法】があり
なんと、意識するだけで使えます!
ウォーキングが気持ちの良い季節になりました・・・ さくっと覚えて、さくっと使ってください。
楽に歩ける手の使い方
のっけからクライマックスに入りますが
おすすめはこのような握り
親指+人差し指の力を抜いて
小指+薬指の力をやや入れる
メリットは大きく2つ
手の指は力の入れ方によって腕・肩・背中の筋肉に影響を与えます。
親指・人差し指グループ
主に働くのは
腕の上側の筋肉
身体の前側の筋肉
これによって、身体を前傾させるような姿勢になりやすい。
また、腕の振りが「※前優位」になりやすい
身体の前側の筋肉が働いているから。
※適切な言葉が浮かばなかったので造語です。
動画でもお伝えしていますが
「腕を後ろにふる」と股関節も一緒に動きます。
つまり、腕を後ろにふると全身を使って歩きやすいのですが
前傾姿勢や身体の前の筋肉が働いている 「腕を前にふりやすい姿勢」だと
腕を後ろにふりにくくなります。
これによって上半身と下半身の動きが連動せず
ギクシャクとした動きになりやすいのです。
また、体の前側の筋肉に力が入ると
肩が上がり
首に力が入る
肩が上がると腕もふりにくいし
首に力が入ると首~肩にかけてこりやすくなる
こうなると、何のための運動なのかすら分かりませんね。
ですので、歩く時、日常生活においても
手の親指と人差し指の力は抜きたい。
小指・薬指グループ
主に働くのは
腕の下側の筋肉
身体の後ろ側の筋肉
小指と薬指を握ると小指側の筋肉が収縮します。
これによって、身体を起こすような姿勢になりやすい。
また、腕の振りが「※後ろ優位」になりやすい
身体の後ろ側の筋肉が働いているから。
この辺りはざっくりNHKの 「古武術に学ぶ体の使い方」にも載っていましたね!
手の内という古武術や弓の使い方のところですね!
小指・薬指を握ることで
腕の裏側~脇の下~背中の筋肉が収縮します。
つまり、背中~腕にかけて後ろから引っ張るので
胸が開き
肩が下がり
腕が後ろに引きやすくなる
腕が後ろに引けると、骨盤を使った全身運動になるので
上半身と下半身の動きが連動します。
つまり、楽に歩きやすい!
ですので、
親指+人差し指の力を抜いて
小指+薬指の力をやや入れる
こういう手の握りをすると楽に歩けるのです!
お金も時間もかからない方法です。
とりあえずやってみましょう!
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