「内反小趾」は外反母趾よりも多い足指の変形!気づきにくいけれど身体の安定性に超大事。
こばです!
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最近、より一層感じているのが・・・
母趾の変化を意識する人は多いけれど
小趾の変化を意識する人は稀
やっぱり、外反母趾という高い知名度があるので
意識はそこに引っ張られガチだよなぁ
という風に思ってしまいます。
でも、わたしの中で大事な趾は「小趾」です。
今回は足の指の中でも見落としがちな
足の小指の重要性をざっくり解説!
足の指の機能
まず、小趾に限らず足の指は共通して 開いて、伸びることが大事!
これらによって土台がしっかりするので
姿勢の安定
身体がフラつきにくい
全身の筋肉が働きやすくなる
という恩恵を受けられるから。
一方、足指に変形などがあるとちょっと大変。
土台からグラグラと動きやすいので
真っ直ぐ立ちにくい。
そのぐらつきを膝・腰・肩などの大関節で
補おうとしてしまうことで「関節の痛み」
にも繋がる方が多いです!
この、ぐらつきに対して 最も効果を発揮しやすいのが
「足の小指」
小さいけれど影で支える屋台骨的存在です!
すごく大事な趾です!
でも、困った特徴があり・・・
足の小指=肝臓
足の小指の変化には気がつきにくい。
諸説ある最大の理由は「痛みが出にくいから」
痛みがなくて気がつきにくい、
でも、異常が起きたら大変なことになる・・・
まるで、肝臓のようですね。
その中でも、変化している方が多い・・・
足の小指が曲がった「内反小趾」
ざっくり言うと外反母趾の小趾版です。
ただ、すごく大事なもので
足の健康に強い福岡の「みらいクリニック」さんでは
内反小趾をこのように述べられています。
「内反小趾」は外反母趾よりも多い足指の変形です。
とくに「内反小趾」は女性だけでなく、男性にも多く見られます。
当院を足腰や姿勢の悩みで受診される方には必ずあると言っても良いほどの割合(80%以上 2018年8月度調査)で存在します。この目立たない小趾は、歩くときに膝が外向きに(がに股、O脚)ならないようにするために大切な足指です。
みらいクリニックさんの公式サイトより引用
この、後半の一文「当院を足腰や姿勢の悩みで受診される方には必ずあると言っても良いほどの割合」というのは衝撃的ですね!
ただ、足の計測を長年やっていると
確かにそうだよね・・・と納得してしまう数字です。
それだけ、だいたいの人に共通している変化の1つだと思います。
(横アーチの低下と、どっこいどっこいだと思う)
足の小指に変形があると・・・
足の小指は「身体が左右にブレるのを抑えるストッパー」です。
でも、これができるのも足の小指がしっかり
地面についているから!
変形などで使いにくい状態ですと
立った時、歩いた時に足元がぐらついて → もっと踏ん張りにくくなり → スムーズに歩きにくくなり → 転けやすくなる
だから、足の小指への対策というのはしっかりやってほしい!
具体的な変化の例
小趾による身体のストッパー機能が低下すると
ひざが外に傾きやすくなり
O脚のように両ひざの間が開きやすくなる
そうなってくると影響を受けるのが「股関節」です!
股関節が外側に開きやすくなり
骨盤の歪みにも繋がる。
このように骨格のバランスが崩れることで
ひざの痛み
こしの痛み
股関節の痛み
が非常に起きやすくなります。
下半身のバランスの崩れは上半身にも及ぶので
肩こり
頭痛
顎関節症
など様々な全身の症状に繋がりやすいので
足の小指へは重要な存在なのです!
対策
足の趾伸ばす「ゆびのば体操」は非常に良いと思います。
筋肉が使いにくい、衰えた時に起こるのは
筋肉の「萎縮」「伸びにくさ」です。
つまり、筋肉は縮こまりやすいのです。
その縮こまりが足の指に起きた時
趾はちょっと曲がった状態になります。
ですので、それを伸ばしてあげる!
シンプルだから良い!
詳しく知りたい人は本から学んでも良き。
まとめ
足の変形は小趾に多い
小趾の役割は身体の横ブレを抑えること
足の指も使いにくくなると縮こまりやすい
=足の指を伸ばす運動は非常に大事!
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