「あまり意味がないかも・・・」だけどメジャーな外反母指対策
こばです!
外反母指対策で色々とやっています。 結局どれがおすすめですか?
今回はこのような質問です。
これは難しい話になるのですが
外反母指も「人によって成り立ちがやや異なります」
ですので、あなたに必要な対策をすべき!
という話になってしまいます。
でも、
「改善を目的とするのなら意味がないかも・・・」
という対策があります。
しかも、かなり一般的なもの!
そこで今回は「おすすめしない外反母指対策」
改善が期待できない! おすすめしない外反母指対策
のっけからクライマックスに入りますが
足の指の間にモノを挟む対策はやめた方が良い
詳しく言うとこのようなセパレーターです。
「柔らかシリコンで外反母指」
という謳い文句は各社共通ですね!
※道具の形や効果を否定したいだけで、会社や組織を否定する意味はありません。
おすすめしない根拠
下記の2つのブログ回でも解説していますが
外反母指はきほん的に「踵周りの問題」から発生しやすい症状です。
これは、日本整形外科学会の外反母指の項目から見ても明らかですし
欧米に存在する足専門の外来「podiatry」の教えでもそう。
つまり、足の指が集まるのは二次災害的な立ち位置になります。
踵周りから足が傾きやすい、大きな傾きを起こすことで
足のアーチが崩れ、その結果様々な力がかかり
外反母指のような形になるのです。
ですので、対策すべきは踵周りであって、趾先ではないのです。
※足の指の筋トレやストレッチをするのは悪いことではありません!
鍛えて悪い効果がでるものではないからです。
中にはモノを挟んで一時的に趾を真っ直ぐにすることで 歩きやすくなる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、
足のアーチが崩れた結果
足の指が曲がったり
歩く速さがゆっくりだったり
足裏から全身に負担がかかりやすい
これらが起こりやすいと言われています。
足のアーチ対策なくして、趾さきだけピッと伸ばしても
全体的に得られるメリットはけっこう薄いのです。
あと、単純に足指の間に物があったら邪魔そうですよね?
ですので、
「足の指に物を挟む外反母指対策」は
おすすめしにくいのです。
対策するなら靴・インソール
踵周りを直接覆って支えられる靴は優秀です。
他にこれができるのは装具、サポーター、テーピングしかない。
靴で足りないアーチバランスをインソールで微調整する!
これが王道であり、全うな対策です。
外反母指対策で市販のおすすめは
フォームソティックス
何やかんや言うてますが、本当にお困りの際は
足+靴+インソールに詳しい人にご相談を。
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