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靴底が厚いほど足は傾きやすくなる。

こばです!


今日は算数の話です。


靴を選ぶ時に大事なことは幾つかあるのですが、

安定した靴が欲しい。という時は靴底の厚みに気をつけましょう!


え、靴底厚いほうが安定するでしょ!!


と思われる方もいらっしゃると思いますが、それは安定する条件の一つ。

接地面積に由来しているのかもしれません。


・・・(靴底が沈むほど柔らかかったら逆効果ですが)



今回はその辺りをざっくりとご紹介します。


 

靴底が厚い=靴底が高い


ということなのですが、単純に可動域が広がってしまいます。

これは良いことでもあり、悪いことでもあります。

ちょっと見ていきましょう!




ただ、大前提として知っておかないといけないことの1つに 【人は歩行時に足を傾けたり捻じります】


ここを深堀りすると時間がかかるのでざっくりと


足を傾けることで

=力の分散を


足を捻ることで

=推進力を得ます


推進力に関してはざっくりと下の画像のような感じです!



重要なのが足の傾き


オーバープロネーションという言葉を聞いたことがありますか?

これは、わたしがよく【足が大きく傾いている】と述べる時に

該当している足の状態です。



オーバープロネーションを日本語で言うと”過回内”

大き"過ぎる"ほど”回内”しているという意味で、



過=オーバー

回内=プロネーション ですね。



ちなみに、10°以上回内すると過回内と呼ばれるそうです。

過回内の状態は下の画像でご確認を。



オーバープロネーションは外反母趾の原因


と言われています。また、それだけでなく


  • 扁平足

  • 開張足

  • 浮き指

  • 膝の痛み

  • 足首の痛み

  • 股関節の痛み

  • 腰の痛み


など連鎖的に様々な身体のトラブルに繋がる可能性が大きいです。

ちょっと怖いですよね?


ここで話は戻るのですが


世の中には様々な履物があります。


  • スニーカー

  • シュッとした革靴

  • ハイヒール    など


ここでちょっと比べてみました。


  • 靴底5mmの昔ながらのスニーカー

  • 靴底20mmの一般的な革靴など

  • 靴底65mmのいわゆるハイヒール


これらの履物を履いて大きく(10°)足を回内・回外させたとします。

これによってどの程度の変化幅があるでしょうか?


見ていきましょう!


この程度変わりました


これは、自分の足の下に置いている靴という物体です。

自分のカラダがこんなにも大きくプラスして動かされる可能性があるって


ちょっと怖くないですか?

必要以上に足首をぐねったりしそうですし。



また、靴自体の傾きを見るとこの程度

これらの履物が悪いと言いません。

クッション性など必要な時もありますし、厚みがあるほどその恩恵を得やすいのは確かです。


ただ、安定した靴が欲しい!という時に

靴底の厚さだけで見ると痛い目にあうのかもしれません。





安定した靴を選ぶには接地面積の確認も!



こばでした!



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