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靴ひもの重要性。全米バスケ伝説の名将のレッスンは靴ひも結びから

こばです!


靴ひもをしっかり結びましょう。


耳にタコができるほど聞いたことがあると思うのですが、 実際にやっている人をほとんど見たことがない方のこばです。


最近はめっきり減ったのですが、様々な業種の方とお会いしました。

  • 同業の靴屋

  • 医療従事者

  • 整体・整骨系の人

  • ピラティスやヨガの人・・・など


食事などで靴を脱ぐ機会も多いので、よく感じていたのですが インソールの販売をしているカラダに関する人ですら毎回 靴ひもを解いて・結ぶなおす人に出会えるのは稀です。


自分以外にいないんじゃないのか?

靴ひもを結ぶって伝承や神話なんじゃないのか?


と思う程度に希少に感じています。ただ、靴ひもをしっかり絞って履くというのは毎日必ずメリットを得られる大事な事です。


ここで声高らかに検索したら5万とでる一般論を掲げたとしても

耳にタコができるほど聞き飽きた人の心に届くとも思えません。


ですので今回は思考を変え


【バスケットボール】の世界から

靴ひもの重要性をざっくりと解説します。





 

全米バスケ伝説の名将のレッスンは靴ひも結びから


ジョン・ウッデンという方を知っていますか?


彼は大学バスケットが盛んなアメリカにある カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の指導者で 7連覇を含む10度の全米制覇という偉業を達成したことから


  • 「ウェストウッドの魔術師」

  • 「20世紀最高の指導者」


と謳われました。 また、選手時代にもオールアメリカンに3度選ばれた実力者で、

1960年に選手として

1973年にヘッドコーチとして

バスケットボール殿堂入りを両部門で初めて果たした偉人です。


この功績からウッデンはスポーツ史上最も偉大なコーチの一人に数えられています。 ※wikiより



スポーツ史上最も偉大なコーチの一人であるジョン・ウッデン監督のバスケットボールは【とてもシンプル】で【基本に忠実】で【細部にこだわる】と言われています。



まず、新入生に教えるのは【靴ひもの結びかた】

スポーツの名門大学に来る選手は高校時代にブイブイ言わせた選手たちです。 そんな実力のあるタレント選手たちに最初に教えるのはレイアップやディフェンスのような基礎ではありません。


靴ひもの結びかたという基礎から始まります。

まず、彼が教えたのが方法と意味合い。


  1. しわができないようにソックスを足の趾にしっかりとフィットさせる (この時、特にスニーカーの内側にゆるい空間ができないようにする)

  2. 踵を通し、キュッと引き上げる

  3. 上部にテーピングを巻いて固定


「このように履けば、1年間マメができないし靴ズレもしない」 「靴ずれは深刻な病気ではないけれど、1.2試合を逃す可能性がある」


この手順でソックスを履けたら次の手順。


  1. 靴ひもを左右均等に引っ張る

  2. しっかりと結ぶ


これらができたら足首の捻挫の心配も減る。




この履き方・結び方は最善を尽くすことに集中するために教えていると言われています。



大事な用事・お出かけ前・デート中に靴ずれをしたら気分は最悪ですよね?

ずっと痛みが気になるし、血が出たら大事な靴も汚してしまう。

そうなったら目の前のことに最善を尽くせなくなります。


靴ひもを結ぶというのは歯磨きのようなものです。

そのツケは意外な時に痛みとして現れます。


たかが靴ひも、されど靴ひも。

とは言っても、何だかんだ理由をつけて結局やらない人が大多数だと思います。



これは、靴文化と知識の浅い国の宿命だとは思うのですが


少なくとも医療従事者を名乗る人、足元の改善を思う人、靴屋はやってほしいです。

自分がやっていないのに、他人にやれ!と言っても何か胡散臭いですからね。


ちなみに、イアンノットという結びをするとこの程度に速く結べるのでおすすめです。



こばでした!



Ps:ちなみに、日本人初のNBAプレイヤーである田臥勇太選手は

靴ひもを結ぶのに15分かけると下の動画で言われています


トッププロの選手がこの程度時間をかけて結んでいます。 アマチュア選手はどのような行動をすべきでしょうか?



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