靴のベロが突き刺さって痛い!を誰でも簡単に解決する方法
こばです!
最近は各地のお悩み相談所にこっそりと出没しています!
そんな中で某所でこのようなご相談がありました
靴のベロが足に突き刺さって痛い! どうにか出来ますか?
簡単に表すと、ここが足に当たって痛いという事です。
その質問への回答者は10名弱ほどいらっしゃったでしょうか。
足に詳しいドクターや靴メイカーの方々、シューフィッターさん、理学療法士さんなど錚々たる面々でご相談に回答されていました。
気になるお答えは・・・・・
買い換えるしかありません そもそも、そのような靴は買わないようにしましょう!
というものでした。
※回答者さん達を低く見るという意味や内容では決してありません。博識な方々ばかりでした。ただ、簡単に対策できる方法もありましていかがでしょうか?という内容です※
実際に靴を見ていないのでお伝えが難しいのかなぁという印象でしたが、このご相談って実は、だいたいの靴に対して共通して使える対策が存在します。
今回は、その方法をざっくりとお伝えします。
靴の突き刺さりを解決する方法・考え方
まず、ここに2足の靴があります
① 足にぶち刺さる靴 ② 足に全く刺さらない優しい靴
さぁ、どちらが【①足にぶち刺さる靴】か分かりますか?
まず1足目
次に2足目
さぁ考えてみてください
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決まりましたか?
はい、正解の足にぶち刺さる靴は2足目の靴です!
当たりましたか?
実はこれってそんなに難しい問題ではなく
ベロの向きの問題でもあるんですよね
例えば一足目
よく見るとベロがこのように上を向いています。
別のアングルから見るともっと分かりやすいですね!
ベロ先が上を向いているので
基本的にベロが足に刺さる事はないのです
そして、問題の2足目
そりゃ刺さるわな。。。
という向きですね!
解決の糸口はここにあります。
ベロが足に対して直進しているので、ベロが足に当たります。
進次郎構文のような文調ですがつまりこういう事なのです。
ベロの向きを変える対策
という事で早速対策です!
ちなみに、このような曲がりを付ける対策を【フレア付け】という事もあります!
やり方は簡単で
まずはベロを摘みます。
次に曲がりがつくように、フレアがつくように ベロの真ん中辺りからこのように曲げます。
※ 革製品の場合は、事前にドライヤーで曲げたい部分を温めると効率的です。
メッシュ素材の場合。熱を加えると溶ける可能性があるのでドライヤーは使わないように!
あと、マジックテープを使っている部位が近い場合も気をつけましょう!
オスマジック、メスマジック共に熱に非常に弱く 溶けてもう使えなくなる危険性が高いです。
おおよそ1-2分でしょうかこのように曲げて癖付けを行います。
ポイントとしては、甲の出っ張った骨を想像しながらその骨を立体的に覆うイメージでこのように傾斜をつけながら曲げると
履いた時に違和感少なく癖付けする事ができます。
単純にベロを折りたたむだけでも、当初の目的の足にぶち当たる事は解決します。
しかし、甲周りの押さえがなくなる+フィットしにくいので非常に大きな違和感となる事も・・・・
この曲げはその対策です!
そんなこんなで出来上がったのがこちら!
ベロが上を向いているので足を入れても足に刺さりにくくなります。
これなら安心ですね!
比較するとその立ち上がりがもっと分かりやすいですね!
それでも不安な方は更にこのようなタンパットを付けたらもっと安心です!
このタンパッドは自作したのですが、クッションを一枚挟むことでベロ先がもっと
当たりにくいように設定できるようになります。
まとめ
靴のベロが足にぶち刺さって痛い時は
・手で曲げる
・革製品だったらドライヤーを使うとなおよし
・メッシュ素材やマジックテープにドライヤーはNG
・タンパッドを使うともっと安心!
ベロが刺さって痛い靴でもちょっとした工夫で何とかなるかもしれませんよ!
是非お試しを!
こばでした!
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