身体を上手に使いたいなら、靴底が「平ら」な靴も一足は持っておきたい。
こばです!
最近、改めて思うのですが
靴底が「平ら」はやっぱり便利!
最大の理由は、身体に関するだいたいの教えは
「足が地面に垂直に着いている前提」で話されているから。
つまり、
靴底が平らだから 教えの恩恵を受け取りやすい。
踵の高い靴が一般的
最近の靴の風潮(※靴底が厚い+丸い)を見ても
一般的に売られている靴を見てもそうですが
前足部に対して踵が高い靴が多いです。
以前解説した、ナイキのエアリフトもそうですね!
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これは、踵が高いとちょっと前重心になることに起因します。
前に倒れるような力で動きやすいのです!
※女性の方には「靴底が平らなものは辛い・・・」
と仰っしゃられる方も多いです。
レディースの靴ってきほん的に踵が高い風潮にあるので
アキレス腱が硬くなりやすいのも起因しています。
個人差もありますが。
ただ、この「ちょっと踵が高い靴」が厄介です。
単純に、解剖学的な教えは
踵が高くないから!
筋肉で語る時は「素足が前提」
歩き方・立ち方、筋トレの仕方など「筋肉」を用いて教えるとき
「足が地面に平行に接地している」前提で話されます。
足の前側と後ろ側は◯cmの高低差前提で話します・・・
なんて聞いたことないですよね?
でも、一般的な靴は踵が高いので
解剖学や運動学の教えどおりに動こうとしても、動けないことがあります。
だって、その靴は踵が高いから!
つまり、
地面とこのような位置関係となり
身体にこのような力がかかりやすくなる
=適切に筋肉が使えないことでもあり
歩き方、立ち方にも影響を与えます。
靴の高低差で歩き方も変わる
踵が高いということは、足先が下がっているということ。
つまり、そのまま踏み出したら
足先から接地しやすい。
そうでしょ?
ですので、立ち方、歩き方など筋肉を用いた動作を学ぶ時は
素足と同じ「前足部と後足部が同じ高さ」の靴
を履いていると
再現しやすい。
だから、靴底が平らなものを一足は持っておくと
身体を学ぶ際に便利!
靴底平らはローテクに多い
オニツカタイガーのメキシコ は分かりやすい
コンバースなんてまさにそのまま
アルトラ
は靴の前後の高低差をなくすことを「ゼロドロップ」をうたっています。
個人的にけっこう好きなブランドです。
トレイルランですからね!
※最近の靴底は「厚い+丸い」傾向にある
例えば
on cloud
ホカオネオネ ボンダイ7
アサヒ フットケア もそう!
このような「厚い+丸い」最近の靴底の特徴は
足裏で転がりやすく、クッション性が豊か。
なので、速く歩きやすいだけでなく・・・
足裏に痛みがでやすい人
関節に負担がかかりやすい人
に勧めやすい。
決して悪い靴がある!とかではありません。
得手不得手があるというものです。
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