足トラブルは靴の減り方で分かる。履き慣れた靴から見てみよう!
こばです!
足のトラブルを靴底の削れ方から見ていきましょう!
靴底はおおよそこんな削れ方をします。
ちなみに、どれが正常な削れ方だと思いますか?
ちょっと考えて下にスクロールしてみてください
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正解はこちら
その理由はざっくり下から見てください。
ざっくり解説です!
※足の傾きという表現をします。
それは、ざっくりこんな感じの意味合いです。
足の内傾き=ローアーチ
足の外傾き=ハイアーチ
◎ やや外減り
正常!これをキープしましょう!
△ 中心が減る人
アキレス腱が硬かったり、前重心になっていることで起きやすい。
アキレス腱伸ばし、歩き方、立ち方など姿勢の改善で対策を。
△ 内が減る人
内股歩行や足が内に傾いている人に多い。
つまり、股関節周りの問題や足の内傾きの問題であることが多い。
股関節周りを整えて、靴・インソールで足の内傾きの対策を。
△ 大きく外が減る人
がに股歩行や足が外に傾いている人に多い。
これも股関節周りの問題や、ひざの問題、足の外傾きに起因しやすい。
柔軟性運動や股関節周りを整えて、靴・インソールで足の外傾きの対策を。
△ 左右非対称に減る人
足のアーチの崩れ方、股関節の開き方、身体の歪みなどの左右差に起因しやすい。
場合によっては脚長差によるものもあるので、専門的に見てもらうと安心。
とくに足のトラブルが起きやすいお足です。
足の傾きと歩行時の足運び
足の傾き方によって、接地位置が変わります。
着き方、進行方向が傾いた方向に流れやすいので そのように削れやすいのです。
さぁ、靴底を見てみましょう!
余談ですが・・・
「履き慣れた靴を準備してください」
接客の際にわたしが必ずお伝えしていることです。
なぜかというと、これでだいたいの傾向が把握できるから!
もちろん、問診でしっかりとお話を聞かせていただくのですが
自分の状態を人に伝えるのって非常に難しい。
言わなすぎると、足りない
言いすぎると、本質が見えにくくなってくる
わたしもエアコンが壊れたときなんて
断片的なことしか言えませんでしたし
人に出来事を過不足なく伝えるのは本当に難しい!
余計なことを言って混乱させてしまうのも嫌ですし・・・
それゆえに聞き手となった時
「悩みの原因はどこだろう?」
と考えてしまいます。
この時、最も信頼できるのは 「実際に起きたことの確認」
〇〇な時〇〇が起きやすいというのが分かっていると
その「確からしさ」をその他の要因から逆算して
確認していくことができます!
分かりやすいのが「靴底の削れ方」
靴底の削れ方である程度の傾向が分かるので重宝しています。
「目は口ほどに物を言う」に近く 「靴は口ほどに物を言う」のです
ですので、
新品の靴だと削れてないので、分かりにくく
履きつぶした靴だと、細かな事が分かりにくい
ちょうど良い塩梅の「履き慣れた靴」が適切なのです!
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