足の耐用年数は約50年。「そりゃそうだよね・・・」と思う足の雑学
こばです!
アシックススポーツ工学研究所の報告によると
「足の耐用年数は約50年」と言われています。
~究極の歩き方~より
50歳を堺に足のトラブルが急増する
お客様の傾向や実際にお話を聞かせて頂くと
やはり、50歳ごろから
足の変形がはじまった
足に痛みを感じやすくなった
1サイズ大きな靴が合うようになった
という変化を仰っしゃられる方が多いです。
この事からも、足の耐用年数は50年説は正しいように思います
・
・
・
でも、それだけではありません。
もっとシンプルな理由で「足の耐用年数は50年」だと思います。
その辺りをざっくり見ていきましょう!
今回は雑学回です。
足の寿命と人の寿命
結論から言うと
50歳以上生きれるようになったのは最近で
進化が追いついていないから説
厚生労働省発表 「令和2年簡易生命表の概況」の
「主な年齢の平均余命」を見ると・・・
平均寿命の推移が載っていました。
それがこちら
昭和22年(西暦1947年)の平均寿命を見てみましょう!
男 50.06歳
女 53.96歳
そして、令和2年(西暦2020年)の平均寿命は
男 81.64歳
女 87.74歳
たった70年でなんと、平均寿命が30年以上伸びています。
また、表を見ても分かるように平均寿命は年々増加していますね!
江戸時代の平均寿命は約30-40年と言われています。
これの意味することは、1947年時点でも 過去から見たら驚くべき長寿
人類は何千年と短命だった
寿命図鑑によると
日本人の寿命は
旧石器時代 13歳
縄文時代 15歳
弥生時代 18-28歳
古墳時代 25歳
飛鳥・奈良時代 20歳
平安時代 35歳
鎌倉時代 24歳
室町時代 16歳
安土桃山時代 31.7歳 (1568-1600年)
江戸時代 38歳 (1603-1868年)
明治時代 44歳 (1868-1912年)
大正時代 43歳 (1912-1926年)
約400年前まで30歳以上生きる人が少なかったのが分かります。
徐々に寿命が伸び、約100年前にようやく
平均寿命が40歳を超えました。
約70年前に平均寿命が50歳を超える。
現代人は平均寿命50歳の人から まだ、数回しか世代交代をしていません。
現代人の足は50年以上耐えられる 作りなのでしょうか?
そのように進化出来ているのでしょうか?
わたしは難しいと思います。
最も言いたいことは・・・
これから分かる、最も言いたいことは
50歳で足のトラブルが出てくるのは仕方がない。
だからこそ、靴・インソールを上手に使って
足の寿命を平均寿命に近づけよう!
でも、適度な刺激がないと骨は強くならないので
足を守りつつも、適度に歩いて、足に刺激を与えましょう。
Comments