足の指が広がらないのは仕方ない話
こばです!
足の指が広がらなくて困っています
足の指を伸ばしましょう!広げましょう!
一度は聞いたことがあるでしょう!
足の指が伸びたり、広がるのは良いことです。
可能であれば出来たほうが良いですね
でも、"広がりにくいのも仕方ない"のかなぁなんても思います。
今回は"足の指が広がらなくても仕方ない"理由をざっくり解説
足の指が広がりにくいのは デメリットを体感しにくいから
これにつきると思います。
今まで、足の指が広がらないことで困ったことはありましたか?
足の指が広がったから、伸びたから
あれができた!
これが楽にできた!
こんなこともできた!
そう思ったことは少ないと思います。
あっても下に落ちたものを足の指で拾えた程度ではありませんか?
また、同様に
足の指が広がりさえすれば、伸びさえすれば
あれができるのに・・・
これが楽にできるのに・・・
こんなこともできるのに・・・
と思った経験も少ないでしょう。
ですよね?
足の指が広がりにくい、伸びにくいというだけでは
生活をしていく中でデメリットを感じにくいところがあります。
ですので、足の指を意識的に広げ伸ばす対策をする人は少ないように思います
今、足の指を伸ばしたり広げる対策をする人は
あなたの 経験から改善を目指したというよりも
だれかの 情報から改善を目指しませんでしたか?
でも、これが手だったら死活問題です。
手の指が広がりにくい、伸びにくいと様々な作業が大変になります。
ふだん何気なく行っている
お箸を持つ
くつ下を履く
ボタンをかける
毎日の生活で行う動作すら大変です。
そのような苦労の経験から対策をされる方が多い。
だからこそ、様々な自助具が発明され活躍しています!
義肢装具士の一人として少しでもお力になりたい部分です!!
やっぱり足は違う
外反母趾などで足の指が使いにくい方が多くいらっしゃいます。
でも、その方々にお聞きすると悩まれるのはたいてい
足に合う靴が見つからない
足裏のタコ・ウオノメが痛い
外反母趾で趾のつけ根が当たって痛い
など、足の形や症状に由来するもので
足の指が広がり、伸びることで得られる代表的な
歩きやすさ
安定感
これらが損なわれる悩みをあげる方は稀です。
足の指が広がらなくても、 生活に支障をきたすデメリットを感じにくいのです。
また、足の指を使う動作は基本的に
歩行時の蹴り出しの際に曲げる動きが主です。
つまり、趾を広げるよりも伸ばすような動作です!
ヒトは前に進む生き物ですので、足の指が曲がる方向も前が多い
=足の指を横に動かす動作をあまりしない
=足の指を横に動かす筋肉が働きにくい
=足の指を横に動かしにくくなる
という図式も成り立ちます。
また、補正された道を歩くのであればなおさら
バランスをとったりする機会も少ないので、
足の指を伸ばしたり、広げにくい生活となり
これらに拍車がかかりやすい。
※最近の街行く人を見るに、蹴り出しが苦手な傾向も見えます
足の指を使えて歩けていない証拠に近い気もしますが、
これに関して大きな不満を持っている人は少ないでしょう。
まとめ
足の指が広がらない、伸びないデメリットを日常生活で感じにくい
足の指を使いにくい道路環境、運動事情も関係
だから、足の指が伸びにくい、広げにくいのも仕方ないと思う。
対策
足の指を伸ばしたり、広げるストレッチも大事です。
でも、それ以上に
凸凹した地面を歩く
歩くよりも足に負担のかかる運動をする
今までより、靴底の薄い靴を履く
など、足の指を使いやすい環境で運動をするとより実践的です。
自然の道を歩いてみましょう!
気持ちよくのびのびできますよ!
言うまでもなく、さらに足の指が広がり、伸びると快適です。
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