足指を使わなくても良い。こんな生活をしていませんか?
こばです!
足の指がうまく使えません
というご相談。
足の指が使えていないと これらができにくなります。
速く歩く
しっかり立つ
ふらつかずに歩く
そのために筋トレ・ストレッチをされているそうなのですが
「あまり効果を実感できない・・・」
ということでご相談いただきました。
詳しくお聞きすると、あることに気がつきました・・・・
足の指を使わなくても良い生活
このような生活をされているようです。
そう考えたら 対策は、これだと思います。
という足の指を使いやすくする対策をざっくり解説!
足指を使わなくても良い生活をすると 足指が使いにくくなる
まず、大前提として
筋肉は使わないと使いにくくなります。
硬くなって、伸び縮みしにくくなってしまうのです。
ご相談者さんの生活をお聞きすると
「足の指を使わなくても良い生活」 をされているようでした。
メインの動作はこれら
移動 車
仕事 デスクワーク
運動 ジム (筋トレ、ランニングマシンで有酸素運動)
地方に多い生活だと思います。
わたしの実家付近でも多い生活スタイルでしょう。
地方は車社会です。
最寄りのスーパーは数km先・・・で済めば良い方です。 車がないと生活が難しいので、多くの方は車中心に移動します。
それゆえに「歩かない」方が多い。
足の指で踏ん張ったり、しっかり蹴らなくても良い生活ですね。
ですので、日常的にたくさん歩く環境を作られると
ちょっと変わってくるのかな・・・
と思います。
ただ、本当の問題は
「歩かない」ことではなく
「舗装された平坦な道しか歩かない」ことだと思います。
足指が最も機能するのは、転けないように踏ん張るとき
小趾が分かりやすいですね!
フラフラと歩いているとき、身体は外に流れている状態です。
これに対策するには「小趾で踏ん張れる」ことが重要です。
舗装された道、ジムの平坦な床はふらつきにくい
整備された道ではバランスを崩しにくいです。
凹凸が少ないし非常に歩きやすいから。
だからこそ、
バランスが崩れにくい平坦な道で
バランスが崩れる=小趾が非常に使いにくい状態
という、厄介なことになりやすい。
とくに「小趾は異変に気がつきにくい」と言われています。
そのための対策がこちら
舗装されていない、平坦ではない自然を歩く
自然を歩きましょう!
整備されていないからこそ
様々な刺激を足に与えてくれます。
野生が、あなたの足指の力を取り戻してくれると思います。
例えば 砂浜
ズボッズボと足が沈み込む砂地では 足元がやや不安定になります。
足の指で踏ん張るだけでなく
ひざの使い方
こしの使い方
手の使い方
も総動員してバランスをとります。
足裏から感じる様々な刺激がそうさせるのです。
例えば 山の中
未開の地を歩け!とは言いません。
軽く整備されている道で良いのです。
石、土、木という
硬さが違い
傾斜があり
凸凹している
山の道は足の指を鍛えるだけでなく
足裏の筋肉・神経に刺激を与えます。
一定の刺激ではないので、その効果は多岐にわたります。
例えば 公園の芝生
土と草の地面は案外凸凹しています。
草の柔らかさもあってやや踏ん張りにくい。
自然と足の指を使って立って、歩いてしまいます。
ギュッ、ギュッと足の指を動かして鍛えるのは
教習所の運転シュミレーターみたいなものです。
実践の動きとは異なります。
平坦に整備されたアスファルト以外の
凸凹した自然を歩くだけで足は鍛えられます。
同じ地面は1つとしてありません。
自然を歩くと足を
もっと効率的に
もっと実践的に
鍛えることができます。
「足の指を使わないと歩きにくい場所」に行くことで 「足の指を使う生活」を日常に取り入れてみていかがでしょう?
今までの方法で効果が出なかったのなら
別の方法を試してみるのも良いと思います。
余談ですが・・・
素足に近い感覚の靴をベアフットシューズと言います。
ベアフットシューズで自然を歩くと
もっと効果的です。
メレル ラプト
現場の涼さん
これもある意味、ベアフットシューズでしょう。
地面を感じやすい薄い靴底
ゼロドロップ (靴の前後で高低差がない)
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