足に悩みがあるならパッド調整!インソールを熱成型するよりも勧めやすい理由。
こばです!
すっかり秋ですね。
非常に運動のしやすい気温となり
以前のようにランニングをするようになりました。
そうなってくると、聞こえてくるのが
おすすめのインソールを教えて!!
というお声です。
よく、お伝えしているのですが
足に悩みがない・少ない =市販のインソールをそのままでOK
足に悩みがある・大きい =作る・少なくともインソールの加工調整をおすすめ
という風に検討されるのが良いと思います。 とくに後者に関しては熱成形で作るよりも、パッドを貼った方が良かったりします。
今回は、その辺りをざっくりと解説
インソールはパッドを貼ると骨を支えやすい
まず、個人差に思う大前提として
足には3つのアーチがある ※優先順位は、外側縦アーチ≒横アーチ>>>>内側縦アーチ でも、外側縦アーチ、横アーチに関しては絶対的な評価方法がないor 乏しい。 (内側縦アーチはFPI6、ナビキュラードロップテストなど有名なものがある。) 少ない理由は、見えにくく、触りにくいので分かりにくいから。 (内側縦アーチの評価方法が多いのは、見やすく、触りやすく分かりやすい)
熱成形インソールの特徴 足裏のラインに対して広く大まかに持ち上げるのが得意 足裏をピンポイントで支えるのは苦手 横アーチを支えるパッドはない or 大まかな高さ、形が多い
パッドを貼るインソールの特徴 足裏をピンポイントで支えるのが得意 足裏のラインに対して広く大まかに持ち上げるのはやや苦手 横アーチを支えるパッドを好きな高さ・形につけやすい
足の骨で重要なのは、距骨 体重の全てがまずここに乗るから。 あと、足のトラブルで悩む方はここの問題が多い。 外反母趾、扁平足の方は 距骨が大きく【内側に傾き、前にも傾く】傾向にあります。 インソールで外反母趾や扁平足対策をするのなら 距骨を支えることが必要です。
※柴さんのTweetより引用。
ここで、距骨の位置を見てほしいのですが
足の中でも四方を骨に囲まれた位置にあります。
さらに言うのなら、地面から浮いています。
ここで、インソールの作り方も交えた話になるのですが
横に傾く距骨を抑えるには、大まかに足を横から支えたら対応できます。 これに関しては大まかに熱成形をするインソールでもOKです。 しかし、前に傾く距骨を下から抑えるには、熱成形はやや厳しい。
距骨は様々な骨に囲まれているので 下から支えるにしても狭い隙間を狙わないと支えにくいからです。
※大まかに支えても、他の骨に最初に当たって思ったように上がらない。
※ここからさらに肉やら脂肪やら皮膚やらつくので、さらに難しくなる。
さらに、他の足のアーチが下がれば、必然的に横アーチも下がります。
その中でもとくに、足の前側に痛みのある人は
ピンポイントに支えて除圧したい位置が横アーチです。
足に悩みがある人ほど
大まかに支えるだけでなく、細かく支えると効果的です。
パッドを貼って削る調整は
そのような、細かな調整に適しています。
しっかりと足を支える市販のインソールを熱成形し、パッドを貼るとよりよいですね!
足に悩みがあるのなら、パッド調整がおすすめの理由でした!
※出張訪問で調整を実施しています。 お気軽にご相談ください~
こばでした!
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