草鞋のような履き物は、わらじらしく履く。最も恩恵を受けれます。
こばです!
あいも変わらずワラーチを履いてます。
浮かぶ足跡から使い込み具合が伺えると思います。
ここまで来ると本当に履きやすいですよ!
とくに、クッションを追加したことで履きやすさが加速しました。
沈む場所
沈まない場所
この落差がハッキリしたことで、足がサポートされて足が横にブレにくくなりました。防波堤のような効果が出てきたんですね。まだ見たことがない、足を包み込むインソールデザインに近いですね!
使っていて気づいたこと
「草鞋らしく履き、わらじらしく使った時」 最も効果を感じます。
今回は、これから「わらじのような履き物」を使う人、使いたい人に 知っておいて欲しい「わらじの使い方」の解説です!
草鞋らしく使うとは・・・
草鞋らしく使うと聞いてピンと来る人は少ないでしょう。
きっと、
下駄
雪駄
草鞋
のような履き物がごっちゃになっているからだと思います。
これらを分かりやすくするために、ざっくりジャンル分けすると
ゆるく履くご近所履き
下駄
雪駄
しっかり履いて長距離を歩く旅のお供
わらじ
わらじをご近所履きに使わない背景に 「わら」の特性と履き方が関係しています。
耐久性の低さ
雨の中使うとさらに低下
履くのが大変
というデメリットが影響しているそうです。
でも、下駄のような「木製」であれば すり減りにくいし、雨の影響で弱くもなりにくい。
さっと履けるので近所を歩くには好都合なのです。
今でも近所なら迷わずサンダルで行くでしょ?
そういうことですね。
最も言いたいことに入るのですが、最近の
「わらじライクな履き物を、下駄のように ゆるく履くのは違う気がするし。なんか嫌。」
伝統に則った形式ではない。という型にはめたがる日本人ゆえの思考かもしれませんが
鬼滅の刃
ゴールデンカムイ
など草鞋を履くキャラクターを見る度に思ってしまいます。
彼らもしっかり履いて、しっかり動いているのに
草鞋ライクなものを緩く履く・・・という違和感。
下駄、雪駄ならいいんだけれども。
草鞋ライクなものをゆるく履くデメリット
足裏全面接地しかできない
足の動きに沿わないので動きにくい
ヒモをゆるくしたことで、無意識的に脱げないように動いてしまいます。動き回る履き物で安定して着地できるようにするにはブリキのおもちゃ、ペンギンのような歩行になりがちです。
嫌でしょ?煉獄さんがペンギン歩きをしだしたら・・・
「ひもをゆるふわに履こう☆(ゝω・)vキャピ」
のようなファッション要素が先行しているように思います。
わらじライクなワラーチで実際に歩いて、走っているのですが
この形の履き物は「しっかり履いてなんぼ」な履き物だと痛感しています。
そうでないと非常に動きにくいし、かえって邪魔に感じます。
また、1日平均
男35km
女29km
歩き、すり減る度に買い替えた「草鞋」を江戸時代の旅人が愛用したのも、 長距離歩行用としてしっかり適切に履いたからだと思います。
「歩く江戸の旅人たち」は本当に良い本です。
ちょっとでもピンときたら間違いなく好きだと思います。
ゴムとパラコードで作ったワラーチで、草鞋ヅラをするのもアレですが、
スポーツサンダル
タラウマラのワラーチ
なども緩く履くのは想定されていません。
シンプルなデザインゆえに淘汰されてきた使い方だと思います。
しっかり動けるようの履き物だからこそ、しっかり履いてみましょう!
あと、単純にわたしは多少のウンチクが好きなので
情報も履きたいです。
ラーメン発見伝1巻の芹沢さんより
江戸時代の旅人&メキシコ北西部の山岳を走り回るイメージのこばでした。
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