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自撮り写真から足の状態を伺う遊び


こばです!


靴の自撮り写真をSNSに上げる人をよく見かけます。

こういうアングルの画像って1日に何回か見ませんか?


わたしは靴の機能に興味があります。 でも、デザインや光り方にはあまり惹かれません。

ですので、基本的にはスルーするのですが見てしまう時は


この人


  • 足の〇〇が痛そう

  • 膝の〇〇が痛そう

  • 腰の〇〇が痛そう


というカラダの悩みにフォーカスしてしまい 結局、この靴はカラダの悩みをどの程度補正できてるんだ?

という話で盛り上がります(わたしの脳内で)



今回は、そのような靴の自撮り写真からカラダの悩みを察する方法をご紹介

※この記事のモデルは全てわたし


 

自撮り写真からカラダの負担を知る


つま先の開き

最も分かりやすい。


右足と左足でつま先の開き方が違うのが分かりますね!

これは、足より上に何かしら不都合がある時に起こりやすい。


おそらく最も多いのは


  • 股関節の開き

  • 股関節の捻じれ

  • スネの骨の捻じれ(生まれつきの形)


これらの左右差。

大まかに言うと脚のつけ根が捻じれてたら、足先の角度が変わります。


このアングルで靴自撮り写真を上げる人が多いので見かける機会が多くて楽しい。



足首の向き

こうやって見ると分かりやすい。

これは、足首というよりも距骨周りの傾き方も伺い知れます


画像で言うと左足(画像右)は足が全体的に内を向いていますね。

でも、教科書的に考えると右足のようにやや外向きが好ましい

なので、左足、左半身に悩みがでやすそう。


おそらく


  • 距骨

  • 足回内外傾向(前足部、後足部)

  • 足の靭帯の硬さ(主に底側踵舟靭帯


外反母趾や扁平足のなりやすさも分かりやすい。

これが内に傾く=足の内傾きでもあるから。


また、足は硬い足、柔らかい足とモードチェンジをしながら動くのですが

どっちに比重があるのか?の傾向も分かるので靴に求める機能も

自ずと分かるアングル


土踏まずの張り出し方

上の話の延長です。


ほら、こうやって見ると左足の土踏まずの 内側への張り出しが分かりやすいですよね?

つまり、足の後ろ側は【内体重】みたいな感じ。


足の後ろ側の傾きに引かれるように、足の前の外側も浮くような力が見えます


というところから、


左足の内側のつま先辺りに大きな力がかかりそう。

=そこへの対策+そこに至る源流である左足の踵周りの対策が必要


って分かりやすいですよね?


ひざの向きもすごく大事

ひざが向いている方向に足が出ます。


つま先の向きと、ひざの向きが変わることはあるのですが

大まかな方向は基本的に一緒です。

そういう関節の形をしているからです。


このような自撮り写真からでも、ひざの向きが見える時はチャンスです!


  • 歩く時の足の出方の左右差


が伺い知れます。

また、これはスネの向きからも近い想像が可能です。


足の出方が分かれば、最終的な蹴り出し位置の方向性も見えてきます。



わたしの画像の例で言えば、左足は通常よりもっと

内側で蹴り出しやすい傾向にあるので


  • そこが痛くなりやすそう

  • 蹴り出した後に踵が内に振られそう


などが想像しやすいですね。


※りんご3個分の体重しかないわたしであっても、一箇所で蹴り出せば痛みは出ます。


これらを合算するとひざの負担も見える

  • 左足の重心は後ろの内側

  • 蹴り出しはもっと内側


というところと、足首周りで内にカクンとなっているなら

脚に繋がっている【ひざの負担】も想像しやすい。


ざっくり下の画像のような感じです。




靴はファッションアイテム

という見られ方をされがちですが、眼鏡のように

医療器具という側面も持ち合わせています。



SNSで映える靴画像の光から生まれた影もしっかり見えています。



足に合った靴を履きましょう。



【靴の自撮り写真から足の状態を伺う遊び方】でした!



こういうのも見て欲しいという方がおられましたら


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