合う靴がないのなら、靴を自分で自分に合わせてみましょう!3つのコツと考え方
こばです!
自分に合う靴が分からないので教えてほしい。
切実ですが、オンラインでは対応が難しい質問です。
とは言っても対応はしているのですが、本当に最低限この程度聞いても
回答に困ってしまう程度に難しいです。
どのような時に
どのような不都合を感じ
それをどうしたいのか
お足の画像を頂く
今履いている靴の画像を頂く
どの靴がもっとも良かったのか・・・の知識は絶対に必要。
なぜ難しいのかというのは、簡単な話です。
いわゆる相性というのは形だけでなく、容積と心が影響しているからです。
日常生活で例えるのなら棚
知らない人の家の玄関の靴箱と土間の隙間を埋める【棚】がほしいとします。
そんな人からおすすめの商品を教えて下さい!!
と言われても困りませんか?
そもそも、必要な
縦の長さは?
横の長さは?
奥行きは?
それぞれ何cm超えたらダメ?
何色がいいの?
ロココ調ってあり?
とか聞いておかないと、大きすぎるだの、小さすぎるだの、はみ出す。 デザインが嫌い、雰囲気と違う・・・だの後出しで絶対に言われるじゃないですか?
ですので、棚と同じように
足という可変式の立体構造にマッチする
靴という相性の良い入れ物を勧めるのは難しいのです。
でも、決して対応できない訳ではありません。
それにこのような質問を頂く時は【微妙にあっていない】ことで悩まれる方が多い印象です。微妙にあっていないのであれば、自分で微調整をしてみると案外何とかなります。
この微調整を生業にしている靴屋もいるほどなのですが、
正直できる事に限界はあるので、プロとアマで大きな差は出にくいと思います。
枕が長くなりましたが、今回は【自分で行う靴への微調整】をざっくりとご紹介。
自分の足に靴を合わせる3つの手段
プロも行う手段なのですが、これらを駆使するとなんとか成りやすいです。
市販の完成された一枚板なインソールも悪くはないのですが、別の弊害が出やすいのでおすすめはしにくいです。また、【微妙にあっていない】ことで悩まれる方が多いので、それを解消する微調整をします。
大前提の考え方としては
足は 左右非対称
工業製品は 左右対称
このギャップを埋めること。
これらを踏まえて、ご紹介する方法はこの3つ!
インソールにパットを貼る
靴の内側にパットを貼る
革を伸ばす
パットに関しては共通事項があります。
【広く・大きく・大まかに使うこと!】
インソールにパットを貼る。 というのは、最初に思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?
でも、ちょっとおすすめしにくいところはあるのかなぁという印象があります。
代表的な形は以下のような専門的なパーツです。
※決して悪いわけではありません。
どの骨にどのような効果を与えるのか。
そのメリット・デメリットを把握している方は少ないように思います。
また、専門的であればあるほど、凹凸が細かくなるほど
足に合致するストライクゾーンは狭くなります。
単純に難易度が上がるのです。
ですので、そこまで詳しくない方。
ちょっとやってみたいな!という方には
大雑把に入れてOKなパットをおすすめします!
考え方として【立体的な足と靴にできる隙間を埋めること】
この空間が大きいことで害をなすことが多いんですよね。
いやいや、そんな無理でしょ・・・・
と思われるかも知れませんが、案外何とかなります。
踵が動く
脱げやすい
靴ずれをしやすい
大雑把なシートはこのような方におすすめ!
100円ショップで数ミリのシートを買って適当に四角に切って貼るだけでも大丈夫です。
下の動画のように
あとは、靴の内側にパッドを貼るのも効果的
代表的なものはタンパッド!
これも【広く・大きく・大まかに貼るのが大事!】
靴の中の容積を部分的に詰めるだけで十分効果が出ます。
市販の商品では合いにくいものは、自作しちゃってもOKです!
簡単ですよ~
もしくは、革を伸ばす
当たって痛い部位がある人は、ポイントストレッチャーで革を伸ばしましょう。
使い方は簡単。
挟んで伸ばす!
部分的に大まかに穴埋めするだけで、案外何とかなります。
それでも難しい時はこれを生業にしているプロもいますので彼らに任せましょう!
まとめ
インソールにパットを貼る
靴の内側にパットを貼る
革を伸ばす
パットは大まかに全体的に穴埋めをする意識で。
当たって痛い部位はストレッチャーで伸ばす!
こばでした!
Comments