知って使おう軽い靴のメリット、デメリット
こばです!
軽い靴
重い靴
どっちがいいの?
という質問は多いです。
軽い靴には軽い靴のメリットがあり、中高年の方は決まった儀礼のように手で持って重さを測り、良し悪しを図られます。ただ、昔から重い靴は『振り子運動を助け歩きやすい』というメリットを叫ぶ風潮もあります。
様々な考え方があるからこそ、軽い靴のメリット・デメリットを知って使おう!知って使うのと、知らないので使うのとでは意味が大きく違うと思います。せっかくなら軽い靴のメリットを活かしてもっと快適に歩きましょう!というのが今回の目的。
ざっくり解説しました。
軽い靴のメリット・デメリット
【メリット】
重いと感じにくい
自然な足運びがしやすい
☆『動きやすさ』が軽い靴の主なメリット
【デメリット】
靴底が狭い or 薄い作りになりやすい
体重の乗った足を支えにくい
足裏に衝撃を感じやすい
☆『不安定』が軽い靴の主なデメリット
軽い靴のメリットを受けやすい人
『足を支えなくても筋肉を効率的に使える人』
は軽い靴が良いと思います。
動きやすく、動きを阻害しにくいからです。
ベアフットシューズなんてその究極系でしょうね!
支えがなくても、関節に負担をかけず筋肉をしっかり使える人は軽い靴だけで良いと思います。下の画像で言うと「足がまっすぐ」に近い人。
軽い靴のデメリットを受けやすい人
『足を支えないと筋肉を効率的に使いにくい人』
は軽い靴を履くと動きにくいかもしれません。
上の画像で言う、「足が内傾き・外傾き」傾向が大きい人。
しっかりと足を支えやすい重めの靴で関節を安定させることで、筋肉の走路が安定し、関節を適切に使うことで動きやすくなる人もいます。自分に必要なのはどちらか?を判断して買うと失敗しにくい。
判断の仕方
足を真後ろから見ると「足の傾き方」が分かる。
片足ずつ撮影すると精確。
個人的に思うこと
一般的な軽い靴のメリット・デメリットを挙げました。
ただ、わたしが個人的に思っていることはやや違うところもあります。これは、軽い靴・重い靴両方に言えることです。
軽い靴より、軽いと感じる靴が重要
リュックサックだってだらーんと背負うと重く感じるけれど、身体に纏うようにしっかり背負うと軽く感じると思います。同じ物でも使い方によって感じ方が変わります。靴ひもを解かずスリッポン感覚で使えば重く感じやすいです。
道具は正しく使うと、適切な恩恵を与えてくれますよ!
使い方が大事!
両方の一般論に反論
☆持って重さを測る =靴を手にはめるならOK。足にはめるなら足で図ろう。
※次回深掘りします。
☆重い靴は振り子運動を助けてくれるので歩きやすい
=歩きやすさを感じるほどの外力は怖い。
ベクトル的に股関節を脱臼させる方向だし、歩行周期という短いスパンでそれを感じられるのは身体にとって異常だと思う。自然な動きから離れやすいし、整備された平地で歩行に影響を与える重さの靴は選ばないほうが安全。昭和の迷信。
身体に不安があるけれど軽い靴が欲しい人へ
できるだけ靴底が広いものを選びましょう!
靴底が広がるほど材料が増えるので重くなりやすいのですが、それでも安定感を得たいなら靴底が広いもの。本当は靴底が固いものをチョイスしたいのですがそれも選ぶと確実に重くなるので靴底が広いものを。
軽いけれど安定する靴
靴底が広い ←とりあえずこっちだけ選ぶ
靴底が固い
おすすめはOn cloud
靴底が広いけれど穴あき構造なので軽く、弾む。
とりあえずこれで良いと思います。
一般的な厚底シューズより軽い
アサヒフットケア 270g
HOKA ONE ONE ボンダイ7 307g
On cloud5 203g
軽いけれど安定し、弾むように歩ける。
これで良いと思いますよ。
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