外反母趾の角度と痛みは比例しないものもある
こばです!
外反母趾の角度と痛み
外反母趾の痛みのご相談はコバ靴店のメインといっても差し支えありません。
それほど、お悩みの方が多いのです。
ただ、お伝えしたいことが1つありまして
「外反母趾の角度と痛みは必ず正比例しない」ということです。
外反母趾の痛みは大きく2つ
外反母趾によって、靴に当たる痛み
外反母趾によって、神経が圧迫される痛み
今回の話は後者
足の中のズキズキとした痛みは
親趾の曲がりで神経が圧迫
親趾にできた骨棘に触れやすくなった
という時に起きやすいと言われています。
神経の通り方にも由来している関係上、親趾の曲がりが大きいから痛みも大きい!
とはなりにくいのです。
※神経の走路は人それぞれ微妙に違うと言われています。
これもいわゆる【個人差】です。
実際にお客様もそうでした
外反母趾の曲がりが小さいけれど、ちょっと触れるだけで痛い!
と言われる方もおられました。
外反母趾の角度が大きいけれど、痛くない。 でも、それ以上に足裏のウオノメが困る・・・
という方もいらっしゃっいます。
「外反母趾の角度が大きいほど痛みを感じやすい」けれど 「角度に比例して痛みが大きくなる」訳でもないのです。
「外反母趾の痛みで困っています」
このようなご相談をお受けしたら、わたしはまず
「足の外側のお痛みですか?それとも足の内側にお痛みが出やすいですか?」
という風にお聞きします。
お痛みの種類から対策の方向性を探るためです。
これが分かると対策の筋道が経ちやすくなります!
例えば
靴に当たって痛いのであれば
靴で当たるところを伸ばしたり
負担のかかりにくいデザインの靴を薦める
靴に当たりにくいインソールデザインを作図して対策
これだけでも満足して頂きやすいです。
※こういうので伸ばすと楽
神経的な痛みであれば
蹴り出し動作時に足がブレて、神経を圧迫して痛みを感じやすい方や
親趾を反らした時に痛みを感じやすい方がいらっしゃっいます。
※炎症の状態であったり、強剛母趾のような痛みのmixなど対策の仕方は人次第なので あくまでも一例にはなるのですが・・・
このような方には
靴底がやや硬め
インソールが全体的に硬め
親趾側にタンパッド
にし、まずは動きにくいけれど”痛みを感じにくい”ものにし
改善が出てきたら少しずつ柔らかいものに変えて”動きやすい”ものにします。
最終的に一般的なものでも問題ないようにしていくのがわたしの中の王道でしょうね。
あくまでも一例です。
必ず足・靴・インソールに詳しい人にご相談を。
詳しい人かどうか分からない時は、なぜこれが必要なのか聞いてみましょう!
納得できる理論や根拠がある
それを分かりやすい言葉にできる
少なくともこの2つが出来ていたら、頼るべき良い人だと思いますよ。
わたしで良ければお気軽にご相談ください~
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