一般の知識で良い靴を選びたいなら諦めてほしいこと!~アッパー編~
こばです!
フィット感が良く、足裏も痛くないし安定して歩ける
こんな靴が合ったら良いと思いませんか?
実は、探したら合ったりします。
ということで今回はこのような靴を探すための 『靴の基礎知識』をざっくりと解説します!
そんなの良いから答え教えて!という意見が返ってきそうですが
こんな話を聞いたことありませんか?
『人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける』
老子の格言ですね!
伝えたいのはコレです。
今回は『一般の知識で、最大限良い靴を選ぶ方法』を解説しました!
靴はざっくり上と下に分かれる
ざっくり
上にあるものを『アッパー』
下にあるものを『靴底』
とします。
靴底のつなぎ目が堺ですね!
※今回はアッパーだけ解説します。
それぞれ得意なことがあり
アッパーは
フィット感
圧迫感
に影響します!
その中でも重要なのは
形
縫い糸
素材の硬さ
ざっくり解説すると
広いとゆったり ・ 狭いと窮屈
革は伸びるけれど ・ 糸は伸びない
硬いと圧迫感がありそう ・ 柔らかいとキツくなさそう
このような関係でフィット感は成り立ちます。
当たって痛い、窮屈感が苦手という方は重視しましょう!
※ゆるゆるな靴は窮屈以上に害をもたらしやすいので本当に注意!
スルーしたり他人事に受け取られがちですが、けっこう真面目な話です。
そして、重視してほしい優先順位は・・・・
ちょっと想像してみてください。
・
・
・
・
・
・
・
・
決まりましたか?
一般の知識で優先してほしい順番は
素材の硬さ
縫い糸
形
この順番です!
当たりましたか?
形はそこまで重視してほしくない
素材が硬いかどうかって触ったら分かりますよね?
縫い糸の数って見たら分かりますよね? 当たって痛いところに縫い糸がある or ないも見たら分かりますよね?
では、靴の中の形が自分の足に合っているかどうかって分かりますか?
正直難しくないですか?
『◯◯は良いけれど、◯◯は当たる』なんて今までたくさんあったでしょ?
これが立体物としての『足と靴の形の相性の難しさ』なのです!
※わたしは、足と靴を3次元的に想像できるのである程度は分かります。
3次元的な形のマッチングができるようになりましょう!
なんてのはそこらの店員でも難しいです。
できたらめっちゃ褒めます!
※魚の選び方みたいなものです。
『良い魚は目が澄んでいる』など一般の人でも分かる選び方があります。でも、プロはこの時期に◯◯海で採れて、◯◯なお腹の張り方と◯◯な形をしている、そしてこれぐらいのサイズだったらこんな身をしているだろう!
というのも加味して判断するそうです。(将太の寿司、美味しんぼ より)
靴も後者のように様々な情報を照らし合わせて予測するので、案外難しかったりします。
形ってそれぐらい難しいので、形の相性に関しては自分で判断せず
店でここが分かる人に任せましょう。
いなかったら別の店にgo!
店員さんでも難しいから、形を重視せず
アッパーの素材の硬さ
縫い糸の数や場所
など誰が見ても、誰が触っても同じような答えとして分かる部分を重視しましょう!多少形が合っていなくても、正直これだけで不都合なく履けることが多いです!ただ、最も大事なことは最後に実際に履いて試すこと!
想像やカタログスペックで合うかどうかは机上の空論です。
実際に履いて、動いて不都合がないか確認するのが最も重要です!
次は靴底の話!
まとめ
一般の知識で、良い靴を選びたいなら『形』を自分で選ばない。
それ以外の自分で分かる部分に注力し、難しい形の相性は分かる人に任せる。
Comments