フランスの理学療法士は、インソール理論もシンプルだった
こばです!
ひょんなことから「フランスの理学療法士」の方から
インソールについて話を聞かせて頂きました。
やっぱり、靴歴史の長い地域の話は面白い!
経緯
ざっくり掻い摘んで言うとこんな感じ
・わたしは英語を話せる ・仲の良い取引先は欧米から靴・インソールを輸入
・専門的に靴・身体・インソールの知識を持っている人も必要だった
※昔、英語圏で数年生活してました。日常会話レベルならまだいけたし
医学用語はラテン語とセットである程度覚えていたので助かりました。
フランスの理学療法士のインソール理論
色々と話していて非常にシンプルな内容でした。
書籍から得ていた想像通りというか
「本質的なところってそういうとこなんだろうなぁ・・・」というか。
想像していた参考文献はこちら
フランス人は10着しか服を持たない
フランス人が何気なくやっているシンプル・シックな36の法則
彼らが大事にしていたのは主に2つ
足の傾き方
歩き方
わたしがいつも繰り返し言っていることですね!
まぁ、わたしが欧米の足病を独学しているので
結局ここなんですけどね。
足がどちらに・どの程度傾いているか?
足の評価は「傾き方」をよく見るそうです!
また、これに名前がついたのが「症状」です。
〇〇筋肉が〇〇の時〇〇になって・・・
〇〇骨が〇〇の時に〇〇になって・・・
このような細かなことも確かに大事。
でも、「大きくどういう状態なのか把握する」 これが最も重要と言われていました。
ですので、インソールのとりあえずの目的は
「足の傾き」を整えることだそうです。
また、歩き方を見る目的として・・・
歩いている時に「足の傾き」は大きくなる
歩くと立っている時より大きな力が足にかかる!
だから、歩くと反応が分かりやすい!
じゃけん、そこに対策しよう!
という最もな答えを頂きました。
非常にシンプルで分かりやすいですね!
※インソールって靴の中に入れるものなので
靴の使用目的である「歩いている時」に どのように効くのかが大事ですからね。
全体を改善して、必要なら部分を改善
全体を大きく広く改善して、必要ならその部分を改善する。
これが大事と言われていました。
そりゃそうですわな。
具体的なインソールでの対策
ちょっとだけ、ほんとに1,2mm程度
踵
前足部
に傾きをつける事が多いそうです。
ちなみに、下の画像のような感じ。
これは、わたしのインソールです。 実験と称して様々な施策を試していると言いますか
遊びながら学んでいるもので、今の所ここに辿り着いています。
【お客様のインソールには丁寧にキレイにやりますよ!】
傾きって難しいところもあるのですが・・・
そもそも
地面の傾き
靴底の削れによる傾き
靴底の柔らかさによる傾き
インソールの沈み込みによる傾き
など、足元は傾きやすい環境にあります。
それらも含めて「足の傾き」を「インソールで補正」する というのはシンプルだけど結構重要です。
まとめ
インソールもシンプルに対策しましょう!
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