ご婦人こそスニーカー。明確に足・ひざを壊す靴が「婦人靴」にだけ異常に多いから
こばです!
最近、いつにも増して 靴・足の健康のご相談をよくお受けします。
ありがたいですね。
数をこなしたことで 分かってきたことがあります。
おすすめな靴は分からない
でも、勧めにくい靴はハッキリ分かる
体の構造的にNGな靴は だいたい「勧めにくい靴」です。
これはハッキリと分かります。
でも、おすすめな靴は難しい。
何せ中途半端に合っていそうだから
細かなところで「でも・・・」「いや、これなら・・・」
なんて葛藤が起きるからです。
いやぁむずかしい。
今回は、そんな「勧めにくい靴」の話です。
このような質問がありました
質問
母に靴をプレゼントしたいです。
どのような靴が良いですか?
回答
スニーカーから選びましょう!
負担が少なく、歩きやすいですよ!
できれば実際に履いてもらうのが1番です。
迷ったらNew Balanceの996などいかがでしょうか?
これを見て、あなたはどう思いましたか?
きっと「当たり障りのない平凡な回答」
と思われたことでしょう。
字面通りに見たらそうでしょう。
ただ、この回答の裏を読んでみてください。
こう言うことで
何をさせたいのか?
何をさせたくないのか?
ちょっと考えてみてほしいです。
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答え
デメリットしかない
この靴底を買わせないため
婦人靴に多い、ちょっとマシなハイヒール
靴の安定性を 決定づけるのは 靴底の広さです。
インソールの機能などではありません。
靴底が広いほど倒れにくく安全です。
ちょっと話が変わるのですが
「かんじき」って履いたことありますか?
古来より雪の降る地方で履かれるアレです。
かんじきを履くと、 雪に沈みにくいだけでなく
身体がものすごく安定します。
靴底が広いからです。
かんじきの真逆に位置する
不安定な靴の代名詞
「ハイヒール」
この原因の1つは 靴底の狭さにあります。
靴底が狭いのでグラグラと不安定なのです。
靴底の狭い靴は、婦人靴に多い
画像左の狭い靴底は
デメリットしかありません。
そして、このような靴底は 「婦人靴」として売られているものに多い。
おおよその対象年齢を見ると
筋肉・靭帯が弱くなり
足のトラブルが増え始め
ふらつき、歩くにくさを如実に感じやすい
60歳以上の女性に向けて販売されていることが多いです。
・・・これだけは、本当にダメだと思う。
靴底の狭い不安定な靴を履いてほしくない
このような靴を履いてほしくないです。
履かせないために、靴屋として
どうすべき考えたら・・・
「婦人靴」とカテゴライズされたものに このような靴が多いので
「婦人靴」とカテゴライズされていない 一般的なスニーカーを勧めると このような靴を避けやすい。
簡単ですね!
だから、わたしは「ご婦人にスニーカー」を勧めます。
イヤイヤ、インソールなら・・・
インソールがあればどんな靴でも・・・
と一縷の望みを託す人がいらっしゃいますが
非常に厳しいです。
足と靴の相性が良くなっても
その下にある
靴と地面の相性は良くならないからです。
土台がぐらついたら その上にあるものは 全てぐらぐらです。
今まで、ハイヒールにも様々な調整をしたのですが
インソールだけで対策するには限界がありました。
しかも、かなり浅い限界。
靴底に由来するトラブルは対処しにくい
対策が難しいなら
そんな靴を買わない!
これが最善だと思います。
婦人靴に多い、靴底の狭い靴は
ハイヒールよりちょっとマシ程度に
明確にあなたの足・ひざにダメージを与えます。
ですので、
迷ったら一般的なスニーカーを!
プレゼントにはこれで良いと思う靴
アサヒフットケア 003
踵が合うなら最高です!
留具でサッと脱ぎ履き
だけど、ヒモなのでしっかり履ける
靴の機能は申し分ない
幅広
安い、安い、安い!
この靴は、本当にコスパのバグだと思います。
一般的にこのような靴を買おうとしたら倍の金額はかかる。
本当にこれで良いと思います。
足にトラブルがあるなら
SIDAS マルチプラス
もあると安心。
もっと心配なら、わたしを呼んでください。
お足のクセ
足のトラブル
身体の使い方など
をしっかり見て、もっと快適に歩けるように
靴・インソールを調整いたします。
当たって痛い革も伸ばせますよ!
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