【5種類】靴底の減り方を見てみよう!真っ直ぐ削れていたら注意が必要
こばです!
今回は、靴底の減り方の話
よく聞かれる言葉の一つに
「靴の外側が減っているから心配・・・・」
というものがあります。 聞いたことや思ったことはありませんか? 靴の真ん中ではなく外側が減っていると心配ですよね。 今回はその辺りをざっくりと解説
適切な靴底の削れ方
まずはざっくりと削れ方を見てみましょう!
大きく分けると5種類ほどあります。
では、問題です。
この中で最も正しいと言われる靴底の減り方はどれでしょう?
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正解はこちら
正常な減り方は「靴底のやや外側が削れている」
これには多少の男女差があるのですが、
靴底の外側が削れているのは良い傾向です。
ですので、靴底のご相談をされるお客様には
ご安心ください!とても良い靴底の減り方をしておられます!とお伝えします。
「真っ直ぐ」「中心」「真ん中」という錯覚
これらの言葉は語感的に、正解らしく聞こえてしまいます。
ただ、人のカラダに「直角」「直線」ってないので
そういう工業製品的な正解をカラダに当てはめてしまうと
様々なズレが生じます。
語感によって生まれる誤解だと思っています。
あと、簡単に解説をすると人の足の運動軸は真っ直ぐではありません。
そもそも、外くるぶしと内くるぶしは同じ高さにないからです。
内くるぶし↑
外くるぶし↓
という関係
これから運動軸を見てみると分かりやすく
地面に対して並行ではない
このような軸を基準に角度をつけながら足は動きます。
ですので、この角度を保ちつつ普通に歩くとこのようにつま先が上がります。
親指側を上げて着地をするので踵の外側が削れるのです。
こう考えたら、踵の外側が減るのって分かりやすいですよね?
また、人によっては骨盤の開き方、脛骨(スネの骨)の捻じれなど 様々な要因でつま先がより外に向く方がおられます。
大きく偏って削れるのは何かしらの異常なのですが、
靴のやや外側が減っているのは正常なのです。
まぁ、何気なく立って自分のつま先を見たらやや外側を向いていると思います。
そのまま足を前に出したら踵の外側から着地するから削れる。 程度に捉えて頂くと分かりやすいかもしれませんね! 靴のやや外側が減っているのは正常ですよ! こばでした!
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