「良い靴」は「良い靴屋」選びから
こばです!
圧倒的に持論なのですが
「良い靴」が欲しいなら
「良い靴屋」から探すのがおすすめです!
これは、同業者だから言えることです。
もっと正確に言うのなら
「知識・対策の引き出しが多い人」
のいる靴屋を探しましょう!
間違いなく良いです。
今回は、「靴は人で選ぶべき理由」をざっくり解説します。
良い靴の定義
語弊のないように言うと
レア物の~
高級ブランドの~
プレミアがついた~
という商品価値が"良い"靴ではありません。
あなたの足・身体と相性の"良い"靴です。
動きやすくなる
痛みがへる
快適!
という靴。
ファッションと健康というカテゴリーの違いですね!
良い靴屋の3条件
この3つの知識が重要となってきます。
足の知識
靴の知識
医学の知識
まぁ、何となく分かりますでしょ?
大事なのはバランス!
靴に入れる足
足を入れる靴
そのトラブルに名前のついた医学名称
それぞれ詳しくないと対策は難しいのです。
あと、足に悩みのある人は絶対に
医学の知識が豊富な人を探しましょう!
外反母趾
ウオノメ
扁平足
「医学的に病名」のついたトラブルに 対処するには「医学的な知識」が必要です。
忘れがちですが、けっこう大事!
※病名の診断は「医師」のみ行なえます。
自己診断はせず、困ったら整形外科へ。
良い靴屋の選び方
人に依存する選び方です。
店員さんに聞いて判断する方法です。
【手順】
1. 店員さんにこれらを伝える
欲しい靴の概要
悩み
使用用途
2. 幾つか靴を選んでもらう
3. 「なぜこの靴なのか?」理由を聞く ※最も大事!!!!!!
※上記の3条件に触れる内容なら信頼しやすい。
4. 回答に納得できたり、実際に履いて良い靴だったら
良い靴屋な可能性が高いです。 頼りましょう!
知識が豊富だと、対策も豊富
知識をさぐる理由はこれに尽きます。
靴が合わない!ということに対して
「対策の引き出しをどれくらい持っているか?」
を知るためです。
対策には理由があります。
「◯◯だから、◯◯をすると改善する!」という理由です。
これは、知識があるからできること。
知っている人を頼ると失敗しにくい。
例えば
「踵が抜けやすい」という問題があります。
これに対策するとして
【対策案の数】
・ 並の靴屋は1~2個ぐらい
(様々な靴屋に行ってリサーチしている経験談から)
・ 手前味噌ですが、わたしは8個以上 (その場でできるものに限定)
いやらしい言い方ですね。
でも、この差は如実に 「お客様の満足度やお悩みの解決」に影響します。
「AとBが合わなかった!
それならCとDはどうですか?
・・・・では、AとDで行きましょう!」
のように選択肢が多いと対策もしやすいのです。
履き味の良し悪しという
靴で変わり
人で変わり
感じ方でも変わる
対症療法のようなものに対策するには
手札の多さ、組み合わせ方がモノをいいます。
注意事項
接客人数
勤続年数の多さ
資格のネームバリュー
耳触りの良いフレーズに惑わされないでください。
重要なのは「知識」です。
あなたに合うのか?
ここが最も重要だからです。
肩書に惑わされずあなたに必要となる
知識
対策
を持った人なのか見極めましょう!
きっと、望む靴が得られます。
遠回しに1番言いたいことは 靴屋も経験ではカバーできない領域に来ています
そろそろ、勉強しなおさないと置いていかれますよ!
フィッティングで困りやすい方へ
アシートのように1mmのシートが便利。 そのまま入れても良いし、切って入れても良い
例
趾のつけ根が圧迫して痛い・・・半分に切って後ろ足だけ入れる
趾のつけ根の底が痛い・・・1枚入れる、いけそうなら2枚。
踵が抜けやすい・・・半分に切って前足だけ入れる
趾のつけ根の底が痛い、そして、踵が抜けやすい・・・
・ 1枚目は半分に切って前足だけ入れる(踵には入れない)
・ 2枚目は切らずにそのまま入れる
1mm厚だとアレンジがしやすいのでおすすめ!
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