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「不自然な歩き方」をしないために、靴底にこだわろう。


こばです!


不自然な歩き方で困っています・・・

というご相談。

まず、最初にお聞きしたのは



「いつも、どの靴を履いていますか?」



これ、本当に大事です。

歩き方に筋肉やら関節やらも大事です。

しかし、靴底によっても歩き方が変わります。



お困りの歩き方が靴底由来だった場合

ここに対策しておかないと


  • 筋トレ

  • ストレッチ

  • 歩き方の意識改善


などを行ったとしても 大して変わらないのかなぁと思いました。




結果としてみれば、予想的中


動画を撮ってもらったのですが


  • 簡単な調整をしてもらうだけで、結構変わり

  • 靴を変えたら、誰でも分かる程度に改善しました。


ということで今回解説するのは




「不自然な歩き方になった靴の特徴」




曲がりにくい靴を履くと歩き方が乱れる

蹴り出し時(立脚終期)の話です。




通常、歩行時にこのような動作で蹴り出します。




重要なのが「後ろ足の蹴り出し角度」


角度をつけて「後ろ足で蹴り出せる」と、脚をそのままスッと前に伸びしやすい。

この動作ができていたら「きれいな歩き方」と言われる傾向にあります。


  • 脚をスッと伸ばし

  • 踵の下で静かに着地できるからですね!



では、「曲がりにくい靴」によってこの動きが 阻害されたらどうでしょうか?



靴底が硬いと・・・


  1. 足と同じ位置・角度で曲がりにくくなり

  2. 足首以外の関節を曲げて着地姿勢の帳尻を合わせ (膝を曲げ・お尻を突き出す)



不自然な歩き方になりやすい


分かりやすい動きは3:14からご確認を



見分け方

実際に趾のつけ根ラインで曲げてみて


  • スッと曲がる         ーOK

  • やや抵抗があるけれど曲がる  ーOK

  • 曲がらない          ーNG




この歩き方は避けたい

大きな理由としては2つ


  1. しっかり地面を蹴って歩けない

  2. 足の指が広がりにくい・使いにくい


歩く力が弱くなり、不安定にもなりやすいのです。

これは避けたいですよね?


ですので、対策しましょう!


靴を曲げやすくする

手っ取り早いのは、曲がりやすい靴に履き変えることです。



今回は「今の靴をもっと履きやすくしたい!」 というご要望でした。


実際にやってもらったことは大きく3つ


  1. 靴を履いてつま先立ちでスクワット

  2. 靴を持って曲げる

  3. 趾のつけ根が柔らかいインソールに変える



きほんは靴底に「曲げグセをつける+柔らかくする」こと

結局、これです。


とくに、靴を履いて 蹲踞の姿勢をとると しっかり型がついておすすめ!

※踵を上げ、趾のつけ根でしっかり曲げるのが目的



余裕があればそのまま「雲龍型」を決めましょう。

まとめ

靴底の曲がりで歩き方が変わる。

自然な歩みを阻害しない靴を履きましょう!


靴を履いて生活をするいじょう、 歩き方の改善は「靴選び」からはじまります。


今の靴を活かしたい場合は、座って柔らかくするのがおすすめ!

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