「不自然な歩き方」をしないために、靴底にこだわろう。
こばです!
不自然な歩き方で困っています・・・
というご相談。
まず、最初にお聞きしたのは
「いつも、どの靴を履いていますか?」
これ、本当に大事です。
歩き方に筋肉やら関節やらも大事です。
しかし、靴底によっても歩き方が変わります。
お困りの歩き方が靴底由来だった場合
ここに対策しておかないと
筋トレ
ストレッチ
歩き方の意識改善
などを行ったとしても 大して変わらないのかなぁと思いました。
結果としてみれば、予想的中
動画を撮ってもらったのですが
簡単な調整をしてもらうだけで、結構変わり
靴を変えたら、誰でも分かる程度に改善しました。
ということで今回解説するのは
「不自然な歩き方になった靴の特徴」
曲がりにくい靴を履くと歩き方が乱れる
蹴り出し時(立脚終期)の話です。
通常、歩行時にこのような動作で蹴り出します。
重要なのが「後ろ足の蹴り出し角度」
角度をつけて「後ろ足で蹴り出せる」と、脚をそのままスッと前に伸びしやすい。
この動作ができていたら「きれいな歩き方」と言われる傾向にあります。
脚をスッと伸ばし
踵の下で静かに着地できるからですね!
では、「曲がりにくい靴」によってこの動きが 阻害されたらどうでしょうか?
靴底が硬いと・・・
足と同じ位置・角度で曲がりにくくなり
足首以外の関節を曲げて着地姿勢の帳尻を合わせ (膝を曲げ・お尻を突き出す)
不自然な歩き方になりやすい
分かりやすい動きは3:14からご確認を
見分け方
実際に趾のつけ根ラインで曲げてみて
スッと曲がる ーOK
やや抵抗があるけれど曲がる ーOK
曲がらない ーNG
この歩き方は避けたい
大きな理由としては2つ
しっかり地面を蹴って歩けない
足の指が広がりにくい・使いにくい
歩く力が弱くなり、不安定にもなりやすいのです。
これは避けたいですよね?
ですので、対策しましょう!
靴を曲げやすくする
手っ取り早いのは、曲がりやすい靴に履き変えることです。
今回は「今の靴をもっと履きやすくしたい!」 というご要望でした。
実際にやってもらったことは大きく3つ
靴を履いてつま先立ちでスクワット
靴を持って曲げる
趾のつけ根が柔らかいインソールに変える
きほんは靴底に「曲げグセをつける+柔らかくする」こと
結局、これです。
とくに、靴を履いて 蹲踞の姿勢をとると しっかり型がついておすすめ!
※踵を上げ、趾のつけ根でしっかり曲げるのが目的
余裕があればそのまま「雲龍型」を決めましょう。
まとめ
靴底の曲がりで歩き方が変わる。
自然な歩みを阻害しない靴を履きましょう!
靴を履いて生活をするいじょう、 歩き方の改善は「靴選び」からはじまります。
今の靴を活かしたい場合は、座って柔らかくするのがおすすめ!
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