靴診断 各関節痛お悩みの方
福岡県大野城市のコバ靴店です!
今日は腰痛と膝痛のお痛みが激しいお方で
整骨院や整体院、整形外科のいずれかに毎日のように
通われているお方の靴診断です!
靴自体は5足お持ちで
中敷に興味があるそうです!
早速こちらから
踵のやや上辺りから両足ともに傾きが見受けられますね!
特に左足は踵からの傾きも伴っているように見えます!
次にこちら
靴の口が大きく空いており
靴紐もかなりゆったりとした位置で止められているのが分かります。
おそらく靴紐はそのままでスリッポンのように履かれているのでしょう!
もう1枚がこちら
靴の甲の辺りから外側へ捻じれているのが分かります!
全体的に靴の外側が削れていますね!
特に左足用の靴のカカトの削れは右よりも大きいのが見えます。
まとめ
靴をきちんと履きましょう。
適切な靴を履きましょう。
足の傾きがあるのに靴の履き口をあんなに大きく
開いたままで適当に履いていたら治るものも治りません
また、靴を靴たらしめる項目である
足を支える
という目的も果たせていないのでこれは 靴ではありません。
私はこの状態を靴と呼びたくはありません。
また、足を覆う外枠である靴が足にあっていないと
どんな中敷きも効果がありませんし、
靴や中敷きは
足に合うようにきちんと 履く!
という大前提の元作られ、効果を発揮します。
この大前提である履き方すら出来ていないのであれば
何をやっても無意味でお金の無駄だけでなく
身体を壊す原因になります。
現に、足の傾きを止める気のない履物を使用されているので
靴が外側へ捻じれ、足の変形を助長しています。
足が傾けば膝の位置が相対的に変わり、
負担を受けやすくなります。
その負担を腰でも負担すれば腰痛にもなりますね!
また、この傾きによって全体的に外体重になっています。
外体重になれば
→下腿が外旋
→大腿骨も外旋
→大腿骨骨頭が前へ回旋
→骨盤の下方が前に押される
→それに対応するために腰がのけ反る(腰椎の前湾)
→その負担によって腰痛へ
という負のスパイラルが発生します。
足の傾きを止める。
これだけで、膝痛や腰痛の予防をする事が出来ます。
簡単な物理学や構造学の問題です。
この方には靴の買い替えと
適切な靴の履き方指導を徹底しました。
・踵をつけて靴紐を結ぶ
・靴紐は毎回結ぶ
・嫌ならファスナー付きの靴にする
これだけです!
靴ひもを結ぶことを煩わしく思われる方が
非常に、異常に多いのですが
靴ひもを結ぶという 数十秒があなたの
今のお痛みや数年後の関節の痛みに影響します。
靴や中敷きは大切です。
しかし、それは適切な使い方をした場合
という大前提の元効果を発揮します。
毎日の勉強でその都度
靴の怖さと可能性を思い知らされます
靴の履き方やお痛みに関しては
どうしても熱くなってしまいますし。
口酸っぱく、やかましく、ややキツイ表現をしてしまう事もあります。
靴の怖さが脳裏をよぎるのです。
少しでも快適に生活できる人が増えて欲しいです!
こばでした!
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