top of page

靴の重さはカラダと目的で変えるべき!

  • 執筆者の写真: こば
    こば
  • 2020年5月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年10月16日

こばです!

突然ですが、快適なくつ、楽なくつ。

と聞いてどのような条件が思い浮かびますか?


これは半ば国民に刷り込まれているというか

中高年を筆頭に多くの方が



「靴は、軽ければ軽いほど良い」



と考える方が非常に多くいらっしゃいます。



勿論、言わんとする事は分かります。

軽いほうが歩きやすそう!だから軽いほうが良い!

という事でしょう。



一部そのとおりだと思います!そして、



重い靴を履きましょう!



と言われる方も最近増えてきました。



振り子の原理で歩行を助けてくれる!足を保護してくれる!

だから靴はやや重いほうが良い!



一部そのとおりだと思います!



なぜどっちの方が良い!

という表現ではなく一部そのとおりなのかと言うと



履く人の身体能力や特徴、使用目的によって

必要な機能が異なるからです。



例えば、スポーツショップに行った時のことを思い返してください。


そこには種目別に様々なくつが販売されています。

その中でもランニングコーナーは特に商品が充実していますね!


そして、そのコーナーには


・初心者用

・中級者用

・上級者用



のように分けられていたと思います。



何が違うか分かりますか?

端的に言うと


・初心者用=ゴツい

・中級者用=ややゴツい

・上級者用=シンプル


です。


もちろん、重さ

初心者>>>中級者>>>>>>>>>>>>上級者 です!





これは、競技の運動負荷にどの程度耐えられるかで考えると分かりやすいですね。

かなり大まかに言うと



初心者は慣れていないのでケガをしやすく

安全性>>>>>競技レベル

という風に設計されています。 ※ 安全を重視して、クッション性や地面との接地面積を増やすような

作りになりがちなのでゴツいのです!



中級者は慣れてきてはいるけど、ケガの予防も大切なので

安全性=競技レベル

という風に設計されています。


※ タイムを縮めるのを狙いつつ、安全性にも気を配っているのでややゴツいです!



上級者は競技的な運動負荷には十分に耐えきれるし、

少しでも競技レベルが上がることを目的としているので

競技レベル>>>>安全性

という風に設計されています。



もちろん、危険なくつ!という認識ではありません。



競技をする以上は重さ=ハンデ にもなりやすいです。

なので、軽くて強靭な素材を出来るだけ使って

1秒でも早くすすめるようになっています。


※全てに該当するわけではありませんがこういう傾向になりがちです。



ここで話しを戻しますが

一般的には歳を重ねるほど筋力や骨などカラダが弱くなりがちです。

カラダの弱い高齢者やカラダの衰えを感じていたり顕著な運動不足の

中高年の人にはどのような靴が必要でしょうか?


少なくとも軽くて強靭な「上級者用」の靴ではありませんよね?


足元の安定はいらないから、少しでも速く歩きたい!走りたい!

というレーサー思考の方には良いのかもしれません。

たぶんケガをすると思いますが



ですので、靴を選ぶときはまず


・ 自分のカラダの状態を確認(サポートが必要かどうか)

・ これから行う事はカラダにどの程度負荷がかかるのか


を検討してください。

カラダと靴に詳しい人に選んでもらうと失敗しにくいです!


また、靴の重さはサポート性に比例する事が多いです!

足元が歪んだ状態で歩き続けた事でケガや痛みに直結する方がおられます。


昔はスポーツをバリバリやっていたから!と油断せず 自分のカラダは思っているほど若くないと思われていると

痛い思いをしないですむ確率が高くなりますよ!


こばでした!

 
 
 

Comments


bottom of page