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開張足って知ってますか?たぶん、一番多いかもしれない足のトラブル。

  • 執筆者の写真: こば
    こば
  • 2022年2月9日
  • 読了時間: 3分

こばです!


今まで様々なお足をたくさん見てきました。

その中でも、「1番多いかも・・・」と思うのが


【開張足】の傾向です。



体感では扁平足や浮き指以上に多い。

でも、外反母趾や扁平足、浮き指は知っていても

「開張足って何?」という人が圧倒的に多かったです。



知名度があまりにも低いのです。

そんなあなたはどうでしょうか?


今回は、開張足についてざっくり解説します。



開張足は足の横アーチの低下

足には3つのアーチがあります。


  1. 内側縦アーチ

  2. 外側縦アーチ

  3. 横アーチ


抜群の知名度を誇るのは内側縦アーチこと「土踏まず」でしょうね!

ここが下がると、いわゆる「扁平足」です。


そして、内側と外側のアーチを横につなぐ「横アーチ」があります。

ここが下がると、件の「開張足」と言われます。





アーチは弾んで衝撃吸収する

アーチはトランポリンのようなものです。

弾むことで衝撃吸収をします。


しかし、アーチが低下すると衝撃吸収がしにくくなります。

低くなったことで、乗ったら簡単に底づきするトランポリンのようなものだからです。





内側縦アーチが下がると


土踏まずの辺りの衝撃吸収がしにくくなるので

=足の内側に負担がかかりやすくなります。

=足裏の疲れ・痛みなどですね!



横アーチが下がると


主に趾のつけ根辺りの衝撃吸収がしにくくなるので

=趾のつけ根に負担がかかりやすくなります。

=趾のつけ根に痛み、タコ、ウオノメのような硬い角質がでてくる。



というような流れが起こりやすい。



趾のつけ根辺りが固くなっていませんか?

タコやウオノメなど固くて厚い角質はありませんか?

もし、ある場合は「開張足」の傾向があるのかもしれません。




対策


横アーチパッドをつけると対策がしやすい

ただ、蹴り出し位置に近いのでバチッとあったら快適だけど

合わなかったら結構不快に感じやすい部位です。


プロに任せるのが一番おすすめではあります。


自分で対策したいのならこういうのもある


おすすめはT字型。


接地面積が広いので痛みが出にくい。

足の形状に合いやすいので違和感も少ない


おすすめしにくいのは涙型


接地面積が狭い傾向にあるので、痛みがでやすい

痛みを考慮してズラして貼ってしまいがち。


ズレたら効果が出にくいので、こだわり、自信、根拠などが無い限りは

T字型を選ぶ方が安牌。



フルサイズのインソールでは手が届きにくい横アーチ

横アーチパッドは一般的なインソールにはない傾向にあります。

それは、位置がズレると痛みに繋がりやすいから。


土踏まずの支えは多少ズレても痛みに繋がりにくい。

様々な企業は、土踏まずの支えへのこだわりがあるようです。

横アーチパッドがついていても、形式上つけました!程度。


ただ、足の傾きに由来して横アーチが下げられていることもあるので

フルサイズのインソールで解決出来なかった!

という時に部分的なパッドで対応すると効率的かも!



 
 
 

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