〇〇製の靴は足に合わない...?
福岡県のこばです!
最近よく、「〇〇の国で作られた靴は足に合わない」「日本人にあった木型が必要」なんて言葉をまた見るようになってきました。
これってどう思われますか?
正直難しい話かなぁ。。。。っと思います!
というのも
そもそも
人の足は個体差が非常に大きく、さらに左右差だけでなく、朝晩でも違いやがります。
さらに、最近の日本の若い世代の足は「細く」「長い」傾向にあるように思います。
そして、これは当たり前なのですが
メーカーさんも同じブランド内でも
「幅広」や「幅狭」の靴も販売しているところが多いです。
また、国内でも地域によっても足の特徴の違いがあるように思います。
例えば、農家や山間部。
趣味で様々な温泉に入りに行くことが多いのですが
農家の多い地域や山間部の温泉で見かける人の足は
非常にたくましいです!
うちのおばあちゃんもそうなのですが、
気合の入った足をしています。
そう、様々な要因で足の形は異なりますし、
ブランドも様々な足に対応できるような展開をしているところが多いので
〇〇人にあった靴!!という定義が非常に難しいです。
根本には畳や正座の文化もそうですが、靴の知識の欠如による
大は小を兼ねる理論に近い、「多少ブカブカでも履ければ良い」という考えも影響しているのかなぁとも思います。
また、足への窮屈感を絶対的な悪だと捉える風潮も一役買っていそうです。
では、どうすべきか。
一番失敗しにくいのは、足と靴に詳しい人に見てもらって足にあった靴を選んでもらう。
そして、左右差も加味して足りないところを中敷きや革伸ばしなどで補填する。
という方法が個人的にはおすすめです!
国や年代によって足の形が違う!
っと言っても、〇〇人は
・指の数が右は◯本、左は◯本だ!
・指が踵から生えている
・踵は甲の上にある
とか足の概念が異なるほどの違いはありません。
形状的に見たら、狭いか太いかぐらいの違いです。
微妙に違うのであれば、微妙に調整すれば良いのです。
それが中敷きであったり簡単な革の伸ばしであったりします。
そして、最も大切なのは、国民の大半に合う靴ではなく、
あなたの足に合う靴です。
新築するより、リフォームをしたほうが安いように
靴も、新しく買うよりも、履きやすく調整するほうが
早くて安く出来ますよ!
そういうのもご相談頂きましたら対応できますよ~
こばでした!
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