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膝の痛みは股関節の動きが悪いのかも!

福岡県大野城市のコバ靴店です!


今日は膝の痛みの話です。



自分では上手くやったつもりでも、実は意図しない動きをしていました!

なんて良くある話かと思います。


脳内ではプロ並みの動きだけど、実際は上手く動けない運動しかり

あの歌手のように歌いたいけど、実際はジャイアンリサイタルになっていたしかり



これは人の体にも言えます。


通常歩行時足を【真っ直ぐ】前にだして歩いていると思いますが、

実は違っています。


健常な膝は90°曲げた状態から伸ばすと30°までは真っ直ぐ膝下が伸びますが

30°~膝が伸び切るまでは 膝下がやや外へ回旋運動を行います!


意外ですね!


これをスクリューホームムーブメントと言います。

これを行う事で着地時のドンっ!という衝撃を

膝が直接受けずに、膝下が回旋することで受け流す事ができます。

受け流すことで膝への負担が減りますし、この運動はほぼ自動で下記の要因によって行われます。


① 大腿骨内側顆の形状

② 前十字靭帯の緊張

③ 大腿四頭筋の軽度な外側への牽引力



ちなみに、それを意図的に誘導させて膝への負担を減らすのがアサヒのメディカルウォークシリーズの考えですね!


しかし、膝の痛みの代名詞でもある

【変形性膝関節症】の方においてはこのスクリューホームムーブメント運動が消失していたり、逆方向に回旋する方が多くいらっしゃいます。



何故このようなことが起こるのでしょうか?

ようやく本題の股関節の話になりますが


それは、股関節の動きが影響しています!

人の体は繋がっていて、作用反作用によって筋は働きますので


スクリューホームムーブメントによって

膝下である下腿が外へ回旋したら

膝上である股関節が内へ回旋します


これによって均衡が保たれます。

つまり、スクリューホームムーブメントを適切に発揮させるには

股関節が内旋している or 内旋できる状態でないといけません!


もし、股関節が外旋していたらこの膝下の外への回旋運動である

スクリューホームムーブメントは出来なくなります。



変形性膝関節症やO脚の姿勢の場合

股関節が外旋位に保持されているケースが非常に多いです。



股関節が外旋しているということは膝下の回旋が出来ないだけでなく

骨盤が後傾し、それによって背中が曲がります。

所謂 円背姿勢です!

この右の姿勢って 高齢者の方に非常に多い姿勢ですよね!

これも相まって高齢者に膝の痛みが多いのです。



膝が痛いからといって 膝のみマッサージしてもらってはいませんか?

身体の自動制御システムである【スクリューホームムーブメント】の膝の除痛効果を得たいならまずは、股関節周りを柔軟にしたり整えてもらう事が大切です!


もちろん、足をしっかりと支える靴を履くのは大前提ですよ!



痛みもそうですが事が発生するのには必ず原因があります。

その場しのぎではなく原因にアプローチをしましょう!



では、どうするの?

っと思われるかと思いますが、おすすめは【股関節周りを整える事です】



ちなみに、個人的に勝手にですが福岡のお客様でこのような反応が見られる方には


井上先生は骨盤への造詣が非常に深い方で少なくとも福岡でトップクラスに詳しい方だと思います。よくあるようなソフトマッサージで表面の血行をよくしてその場の痛み改善!なんて事はされません。


きちんと原因に対してのアプローチの出来る治療院さんなのでおすすめです!


こばでした!

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