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歩くと膝の裏が痛くなるお客様の理由

福岡県大野城市のコバ靴店です!


今日は毎日1時間ウォーキングをされる男性のお客様が来店されました。


その方は数十分歩くと右の膝の裏が痛くなる

というお悩みが10年前からあり、今まで様々な靴や中敷きを試したけど

どうにも治らなくて気になり相談でご来店頂きました。



10年というと本当に長期間のお悩みで

なおかつ趣味のウォーキング時に発生するのであれば

尚更真剣に悩んでおられるのが伺えます。



しかし、入店して2歩目にてある程度の原因の特定と問題の発見は出来ました!

が、一応その他の原因も考慮して問診と身体計測、靴のチェックを実施!


お足の画像はこちら


横アーチの低下とハイアーチが特徴的ですね!

特にお悩みを感じていらっしゃる右足にその傾向は強く出ています。


横アーチが低下すると衝撃吸収が出来にくくなり、指の付け根に

圧力が集中します。また、ハイアーチによって本来受ける踵~指の付け根間の負荷

が指の付け根に集中するだけでなく、


ハイアーチになることで足の重心が高くなり足がブレやすくなります。

左足の 踵~指の付け根間 はまだ地面に着いているのが分かりますが

右足の 踵~指の付け根間 は完璧に浮いているので


右足にブレや負担がかかりやすいのが分かります。


また、画像では分かりにくのですが

左足の小指の付け根辺りに タコが出来ています。


これは右足のブレによる負担を左足が負担している+

診断で分かったのですが下腿(すね)が左足は外にやや回旋していたの+横アーチの低下

等によって タコが発生したという事が想像出来ます。


しかし、これは今現在のお悩みに直接影響しているものではありませんね!


次にこちら

これがお悩みの元凶です。


両足の傾きが見受けられますね!

特に右足の傾きが大きく


踵のやや辺りからその曲がりが大きく見えるかと思います。

これは昨日書いた記事の距骨の傾向 インタイプ になります!


そして、問題はここです!

踵には ふくらはぎの筋肉がアキレス腱となって付着します。


ふくらはぎの筋肉を構成するのは


・ヒラメ筋

・腓腹筋


特に大切なのは腓腹筋です!

上の画像は腓腹筋の 起始・停止を表した画像です。

見てわかるように腓腹筋は 膝の裏を通り大腿骨の下部に付着します。


ここで想像して欲しいのですが


もし、足が踵から倒れたら

停止部である膝の裏辺りにはどのような影響が出るでしょうか?


踵が倒れる事で腓腹筋が想定以上に伸ばされていまうので

その付着部である膝の裏辺りに 大きな負荷が掛かる事が想像出来ます。


また、先程見たとおり

特に右足はハイアーチ傾向が強いので重心が高くブレやすく、不安定な状態です。

ただでさえ傾いているのにさらにブレが発生するとその負荷はさらに大きくなります。


特にウォーキングのような運動も兼ねた通常の歩行よりも強度の高い繰り返しの

負荷が掛かったら 尚更腓腹筋の付着部である膝裏に負担が掛かってしまいます。


踵(距骨)の傾きが筋の走路を捻じ曲げ、負荷を生み出している


これがこのお客様のお悩みである

数十分歩くと膝裏が痛くなる 理由だと思います。



そこで、このお客様には

アサヒメディカルウォークのこちらの靴に中敷き調整をご注文頂きました。



このお客様には

・横アーチのサポート

・中敷きによる踵周りの補正

・靴の補正による踵周りの安定 を致します。


少しでも快適に趣味のウォーキングを楽しんで頂けるように調整を致します。


納品、到着が楽しみです!


こばでした!


コバ靴店

福岡県大野城市中央2丁目1-13

Email: kobakutsu@yahoo.co.jp

Tel: 092-915-0820


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