歩くときにランニングシューズはやめましょう!
福岡県大野城市のコバ靴店です!
最近、買い物中やお店の前等でウォーキングをされている方を
よく見かけます!健康意識が高く素晴らしいですね!
ただ、どうしても気になることがあります。
大体の方はウォーキング時に
ランニングシューズを履かれてるのです!
おそらく、大は小を兼ねる理論で
より負荷の掛かるランニングに使っているのだから
ウォーキングにも最適でしょ!
っという考えなのかなぁっという気がします。
でも、走るのと歩くのでは負荷の掛かり方が違います。
まず、定義として
歩く= 左右の足のどちらかが必ず地面についている 状態を指し
走る= 両方の足が宙に浮いてしまった 状態 を指します
競歩でも片足が地面に着いていないと反則を取られますよね!
走る。という両足が宙に浮いた状態で着地した時に足に掛かる負荷は
歩く。という必ず片足が着いた状態よりも大きくなります。
文献や定説によると
走る時に足に掛かる負荷は体重の約3倍
歩く時に足に掛かる負荷は体重の約1.2倍と言われています
走行時は歩行時の倍以上の負荷が足に掛かる訳です。
なので、
ランニングシューズに求められる機能としては
・その負荷を受け流すための 優れたクッション性
・運動の妨げにならないような 軽量性
が必要となります。
靴が重いと両足が宙に浮いた状態にするのが大変ですからね!
しかし、
ウォーキングシューズに求められる機能としては
必ず踵を着くので
・昨日解説した、ヒールロッカーを行いやすいような靴底の硬さや重さ
・踵周りや足が安定するような靴の重さ
が必要となります。
ランニングにウォーキングシューズを使うと
クッション性の少なさから足裏の痛みや
重さから足を振り上げにくいので使いにくさが 生じます
ウォーキングにランニングシューズを使うと
そのクッション性故に歩行時のヒールロッカーが上手く出来ずに歩きにくいし
軽すぎるので足が不安定になりやすいです
若い方や体力のある方は
多少の不都合もその筋肉で解決できるので問題は起こらないかもしれませんが
そうではない身体の衰えを感じている方や
健康を意識してこれから歩き始められる高齢者の方などは
ここを間違えると怖い思いをされるかもしれません。
物事には適材適所があります。
想定通り適切に使うととても効果を発揮してくれますが
そうでないと逆に身体を痛める原因にもなります。
歩く時はウォーキングシューズを履きましょう!
こばでした!
コバ靴店
福岡県大野城市中央2丁目1-13
Email: kobakutsu@yahoo.co.jp
Tel: 092-915-0820
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