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柔らかいインソールを勧めない理由

  • 執筆者の写真: こば
    こば
  • 2020年6月12日
  • 読了時間: 3分

こばです!


最近はウォーキングに勤しむ方が増えましたね!


・コロナによる在宅ワークでお腹周りが成長した人

・運動不足な人

・わたしのようにドラクエウォークにハマっている人


など様々な要因があります。



その中でも最近のお悩み相談で増えてきたのが



歩いていたら足の裏が痛い!

柔らかいインソールに変えたのにまだ痛い!



というものです。

これは、運動を【始めたての人】と【続けていた人】どちらにも現れやすい症状です。

ただ、対策方法は変わってきます!



まずは始めたての人


・単純に負荷に慣れていない


というのが一番の原因でしょう!

カラダが慣れたら違和感すらなくなる方が多いので

【足裏と脚のマッサージとストレッチ】で乗り切りましょう!



問題というか本題がこっちです!

まず、タイトルにもあるように柔らかいインソールおすすめしません



おそらく、下記のような思考で柔らかいインソールに行き着いたのかと思います。


歩くと足裏に衝撃

→だから足裏が痛い

→足裏にクッション性を高めて対策

→柔らかいインソール



不正解ではないと思います!

でも、根本的な対応ではないし、別の不都合も出やすいので

おすすめはしません。




理由は色々とあるのですが、一番は



足裏の脂肪(クッション性)が減ったのが痛みの原因ではない



ということが多いからです!

柔らかいインソールというのは、単純に足裏の脂肪を補強してクッション性を高める!

という意味合いで選ばれていると思います。



ただ、足裏の脂肪は結構分厚くて、アスリートのような非常に痩せ型な人でも

足裏だけはしっかりと脂肪が残っている人が多くいらっしゃいます。



それよりも、足の傾きや足の状態によって

局所的な力が足裏にかかっているからそこが痛む!

という図式の方が目立ちます。




例えば浮き指


本来はこのように足のアーチを活かして踵~足の指

全てを使って力を受けたり、衝撃の吸収をしています。


しかし、このように指が浮いていたら

【本来足の指で負担する力は指で受けきれませんよね】




では、足の指で受けるはずだった負担をどこで受けるのかと言えば

それは往々にして【指のつけ根】です。


だから、指のつけ根はお痛みを訴える方が非常に多いのです!



他にもこのような足の傾きによって

局所的な力が掛かってお痛みとなる方が多くいらっしゃいます。



そして、話は本題に戻るのですが


では、この傾いた足や浮いた指などを

適正位置に戻すのに必要なのは何だと思いますか?


柔らかいインソールだと、体重のかかった足の傾きを支えて固定できませんよね?

でも、硬いインソールだと、体重がかかった足でも支えきれそうですよね?



ようはそういうことなのです



足裏の脂肪は結構残って厚い方が多いので、それを補うような柔らかいインソールよりも


硬めのインソールで足の傾きを抑えて足裏全体で力を受ける環境を作るほうが

足裏の痛みが和らぐだけでなく、歩きやすくもなるのでおすすめです!



もちろん、足裏の脂肪は年齢とともに薄くなるし個人差もあるので必要な方もいらっしゃいます。


そのようなご相談も随時受付ておりますので気になる方は気軽にご連絡ください!

コバでした!




 
 
 

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