本当はこわい。ひざの痛みに外側を上げた中敷き
こばです!
変形性膝関節症によるひざの痛みやO脚対策としてよく 外側を上げた中敷きが使用されます。
この、外側を上げたインソールのことをアウターウエッジといい 病院だけでなく、市販のものでも5-10mm外側を上げて傾かせたものなど 日常生活でも簡単に手に入りやすい種類のインソールです。
ただ、ちょっと考えてほしいことがあります。それが、
カラダを傾かせるということ
です。厳密に言うと関節の遊びといいますか、余裕があるので 直接的にガツン!と付けた分カラダが傾くことはないのですが これってよく考えたら怖いことなんです。
高校のときに数学で三角関数を習ったと思います。 サイン・コサイン・タンジェントです!
懐かしいですね!
実は、それで計算をしてみたらある驚くべきことが分かりました。
実際に計算をしてみましょう!
例えば、身長150cmの人がいました。 その人の足元を1℃傾けました。 さて、頭の位置はどのくらい変わるでしょうか? 正解は
約2.6cm頭の位置が変わるということ
先程も述べましたが、関節には遊びがあるので このままの数字がそのままカラダに影響はしないのですが、 1°付けただけで、2.6cmも移動する要素があるって怖くないですか?
しかも、世の中には5-10mm付けたものもあります。 お足の状態や変化によっては医療目的で付けたほうが良いこともあります! 実際にひざの痛みが少なくなった方も多いです。
しかし、1°で2.6cm変わるものに対して5mm、10mm傾きをつける。 素人の方が明確な根拠と理由がなく、ひざが痛いからちょっとやってみよう! と気軽に試すものにしては、リスクが大き過ぎるかなぁと思ってしまいます。 外側を上げたインソールのアウターウエッジは 使い方によっては、良い傾向を与えますが 使い方によっては、明確にカラダを壊す要因にもなりえます。
アウターウエッジはカラダに詳しい人の指示の下 用法用量を守って正しくお使いください!
こばでした!
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