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日本と世界の医療の話

  • 執筆者の写真: こば
    こば
  • 2018年9月10日
  • 読了時間: 2分

福岡県大野城市のコバ靴店です!



今日は外反母趾の話、、、の前に足に関する日本と世界の医学の関係。


国内で足を怪我した時は主に整形外科に受診されると思いますが

欧米諸国やオセアニア地域では足病医( Podiatrist )に受診されるそうです。



足病医とは足専門の医者で米国では1万3千人以上、豪州では5千人以上が

存在します。



しかし、日本人に足病医は3名しかいないそうです。



また、日本の医学の教科書のほとんどは西洋医学を翻訳したものを利用

しております。


海外と国内に共通し数多く存在する日本の整形外科医や内科医の知識は

非常に高く医療先進国だと云われていますが、



足病医が日本人に3名しか存在しない事からも分かるように情報不足から

足病医学は 日本は海外に比べ30年遅れている後進国だと 認識されています。

というか私もそう思います。


しかも、その3人も海外勤務。


外反母趾の記事や中敷きに関する記事や商品を見ても、

原因にアプローチをかけているものは非常に少なく、結果としてそうなった枝葉の部分

を整える事に力を注いでいる情報や物が溢れかえっているように思います。


ガラケーよろしく足に関して日本はガラパゴス状態なのです。


日本には足病医が存在しないので本来担当すべき患者を他の専門医がまかなっている状態なので、海外の専門医が行うレベルの診療はできていないようです。



私の持っている幾つかの教科書を見ても、初版が1950年台のもので改定を繰り返していますがあまり内容が変わらないものが多く存在します。

足に関するものや義肢系や装具系の教科書がそうですね!



国内の教科書をいくら読み込んでもそれは過去のデータなので参考程度にしかならないでしょう。


足に関しては海外の文献で勉強をしている人が最も頼りになるので、

そのような靴屋や医者を見つけましょう!


CPMAより



外反母趾に対する考え方も国内と海外では大きく異なっており、それは次回解説します。

 
 
 

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