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新本の内容をチラ見せ

こばです!


今週の金曜日に「世界の医療に学ぶ! ぽっちゃりこどもダイエット」という本をamazonの電子書籍にてリリースします。



今回で3冊目となる今回は、表紙にも書いていますが、ご購入頂いた方へ感謝の無料プレゼントをご用意しております。

価格は最初の1週間は500円で、それ以降は800円にて販売します!


そして、今回はタイトルにもあるように内容を一部「チラ見せ」致します。

参考にして頂けたら幸いです。


以下から本文です。


はじめに

「うちの子の体型が心配なんだよね」

竹馬の友の今一番の悩みです

彼は小、中、高といわゆるぽっちゃり体型で、大学デビューをきっかけに努力でスマートな体型を手に入れました。リモートワークの影響か最近は昔の姿に戻りつつありますが。。。

そんな彼のお子さんは、彼の血を間違いなく受け継いでいるようで立派なお腹周りをしています。違いがあるとすれば当時の彼以上の肉付きだという点です。

こどもの肥満は世界中で共通の悩みです

その中でも肥満大国アメリカでは

・慢性的な運動不足

・どこでも買える甘い飲み物

・手軽でたくさんの種類のジャンクフード

が小児肥満の主な要因だそうです。

日本とアメリカでは話が違うんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、そうとも言えません。

上記の3つの問題は日本でも同じように挙げられています。

身近な問題であり、世界中でも問題視されている「こどもの肥満」ですが、様々な事が分かるようになってきました。特に、ハーバード大学である面白い事が発表されました

親が5つの習慣に従うとこどもが肥満児である可能性が75%少なくなった」

というものです。



わたしはダイエットの専門家ではありませんが、国家資格である義肢装具士という靴とインソール、ウォーキングのプロであり、国内外問わず情報を読み漁るのが好きなマニアでもあります。

どうにかして友人の悩みを解決したい。

という思いから「こどもの肥満」「こどものダイエット」に焦点をあてて様々なデータをかき集めました。今回はその中でも有用なものをご紹介致します。

※注意 これさえ読めば誰でも、すぐに痩せる!というようなものではありませんし、このようなエクササイズをすれば◯◯が細くなる!というような運動指南本でもありません。

肥満やダイエットに関しての基礎的な情報を知って頂く本です。

また、肥満やダイエットついては個人差が大きいのもそうですが、明確な方法は確立していないように思います。毎年様々なダイエット方法が乱立している事からも言えますね。

考え方や手法の違い、捉え方の違いなどの多いのが「肥満」「ダイエット」の情報です。

この本の情報も同様に、他で推奨されているものと異なる事を記述している可能性があります。しかし、それも多様性の1つ、このような考え方もある。という程度で捉えてください。

自己紹介が遅くなりましたが私はコバ靴店という靴屋を営んでいる、木庭将揮といいます。以前は義肢装具士として病院に出入りをし、靴や中敷きを製作していました。しかし、働いていく中で足に合っていない靴に中敷きを作る矛盾に我慢ができなくなりコバ靴店を創業しました。

現在は欧米に存在する足専門の外来、足病医の知識と義肢装具士の知識とで足元から身体の不調を改善する靴屋を福岡県で営んでおります。30分しか歩けなかった方を上高地旅行や5時間の山歩き、欧州旅行を楽しんで頂いたり、20分立つのが限界だった方を1ヶ月後に2泊3日の東京観光やお孫さんとの運動会を楽しんで頂いた程度の靴屋です。

この本には、『あなたとあなたのお子さんに健康になってもらいたい』 『あなたにより豊かな人生を送ってもらいたい』という思いをたくさん込めています。

では、解説に入ります。

注意

本書はスマートフォンでご利用されることを想定しています。

読みやすくするために、改行を多めに設定していますのでご了承ください。

無料読者プレゼントは最後のページにございますので、是非お受け取りください。



内容

無料読者プレゼント75


第1章 知っておいて欲しい!小児肥満の5つの環境と要因

まず、はじめに子どもの体重増加に悩む親は世界中にたくさんおられます。あなたの家庭だけの特別な問題ではありませんのでご安心ください。

いっしょに解決していきましょう!

①【小児肥満は乳幼児期から始まる】

ダイエット大国アメリカのPediatricsというジャーナルで面白い題材で発表がありました。

「生後6ヶ月の体重と3歳での肥満」

というタイトルです。

これは、「乳幼児期に体重が急増すると、その後のこどもの肥満のリスクが継続的に高い」というものです。平均に対する生後6ヶ月の時点での体重が大きければ、3歳時でも同じように大きめな傾向にあるという事です。

思いあたる節はありませんか?

冒頭で紹介したわたしの友人は正しくこのタイプです。

物理的な若返りはできないのですが、新しい家族を迎える方に知っておいて欲しい知識の1つです。


改ページ② 【こどもは自分で適切な食べ物を選択するのが難しい】

昨今の食べ物や飲み物のCMのクオリティーは非常に高いですよね。

技術の進歩によって美味しそうなものはより美味しそうに表現されています。

とてもジューシーでボリューミーなお肉の表現

濃厚でクリーミーで甘そうなジュース

爽やかで健康的に見える砂糖飲料

今やテレビだけでなくネットの世界でもよく目にするこれらの光景は大人であれば「そうは見えてもカラダに悪そう」という事を理解し、それらと上手に付き合える人が多いです。しかし、こどもはそうではありません。

格別に美味しそうな表現は多くのお子さんの心を掴んで離さないでしょう。

小さなこどもほど、マーケティング担当者の印象操作から身を守る能力がまだ育っていません。知らないうちに買い食いをしていた!というのは、これらの巧みな手法に導かれていたのかもしれません。

こどもが惑わされないようにCMを見る機会の多いテレビやスマホ、タブレットとの付き合い方を見直したり、親がある程度食べ物を選んであげる必要があります。

※極端に制限すると大きな反動もあるので食べさせても週に1度など約束事を決めましょう!

改ページ③ 【ジャンクフードや砂糖入りの飲料がアメリカの小児肥満の主な原因】

アメリカでは、と述べていますがこれは世界共通の問題です。

日本国内も例外ではありません

24時間開いているコンビニエンスストアは2019年12月の時点で全国で約5万5千店あるそうです。また、24時間ではないにしても様々なスーパーやドラッグストアですら、いつでもどこでも砂糖飲料は安価で手に入る環境が整備されています。

路面店だけでなく中・大型施設や大小イベントでもジャンクフードは手に入ります。

砂糖が悪いというよりも、最近のデータでは10代の1日の摂取カロリーの約17%がお菓子やジュースから得られているそうで、栄養が偏りやすくなるのが問題です。

これは、【こどもは自分で適切な食べ物を選択するのが難しい】という話にもつながっていますね!

※砂糖は食事の項目にて別途解説します



改ページ④ 運動不足と肥満

世界保健機関(WHO)は、世界の若者の5人に4人が運動不足だと警鐘を鳴らいています。

WHOの2016年の調査によると、若者の運動不足は深刻で、WHOが推奨する1日1時間以上の運動をしていない若者が81.0%に上るという。とくに若い女性の運動不足は深刻で、運動をしていない割合は、男子で77.6%なのに対し、女子では84.7%に上るそうです。

WHOのレジーナ グソルド氏は「若い頃の運動不足は将来的に肥満、2型糖尿病などのリスクを高めます。若い頃に運動不足であると、成長して年齢を重ねてからも、運動しない習慣が続いてしまうおそれがあり、若者の運動不足を解消する対策が緊急に必要」と述べています。

運動をすると、さまざまな健康状態の改善を得られます。

心肺機能、筋肉、骨、心臓の機能がそれぞれ向上し、代謝も改善する。脳や精神の成長にも大きく影響しており、健康的な体型を整えるのに必要です!

世界的な運動不足は外で遊ぶ習慣や場所が少なくなったこと、カラダを動かさない魅力的な娯楽が増えた事が原因だと言われています。

特に後者の場合はお菓子やジュースを食べながら行える事が肥満に拍車をかけているようです。

改ページ

睡眠不足と肥満

スタンフォード大学が行った研究では睡眠不足になると、食欲がわくホルモンの量が約15%高くなり、食欲を抑えるホルモンの量が約15%低くなったということです。

つまり、睡眠不足になると必要以上に食欲がでてしまいます。

起きていると食べたくなる衝動にかられるのは、このようなホルモンも関係していそうです。

また、睡眠不足という事は相対的に起きている時間が長いということですよね?

寝ている時と起きている時では必要なエネルギー量が異なります、起きている分必要なエネルギーは増えるので睡眠不足になると

必要なエネルギーが増える+ホルモンの影響で食べたくなる

ので、睡眠不足になると肥満になりやすくなります。

また、睡眠不足になるとカラダが甘いものを求めます

睡眠不足が続くと、心のバランスを保つ「セロトニン」というホルモンが不足します。このセロトニンが不足すると、カラダは甘いものを求めるようになるのです。

これも相まって、甘いものが我慢できなくなりさらに太りやすくなります。

それだけではありません。

睡眠不足だと、翌日の活動量が減りやすい傾向にあります。

疲れが抜けずにカラダにだるさがあると、日中になっても何だか

動きたくない、動けない、そんな経験はありませんか?

このような状態であれば活動量は当然ながら減少するでしょう。

また、睡眠不足だと、成長ホルモンの代謝がうまくいかなくなり基礎代謝量も下げてしまうことになりかねません。

そうなると、消費するカロリー量が落ちるので太りやすくなってしまいます。

ハーバード大学医学部の外来治療および予防部門の助教授であるElsie Taveras医師は

「十分な睡眠をとることは、子供たちが眠る部屋でのテレビ、インターネット、ビデオゲームでますます難しくなっている」と言われています。

こども部屋での電子娯楽との付き合い方を親が多少なりとも目にかけることが

こどもの睡眠と肥満対策には大切なのかもしれません。

改ページまとめ

知っておいて欲しい!小児肥満の5つの環境と要因

① 小児肥満は乳幼児期から始まる

② こどもは自分で適切な食べ物を選択するのが難しい

③ ジャンクフードや砂糖入りの飲料がアメリカの小児肥満の主な原因

④ 運動不足と肥満

睡眠不足と肥満




リンクはまだありませんが今週金曜日に発売予定です!

こばでした!

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