外反母趾でお悩みのお客様
福岡県大野城市のコバ靴店です!
今日は以前、坐骨神経痛でお悩みだったお客様のご紹介で
外反母趾でお悩みのお客様が来店されました。
なんでも
外反母趾による圧迫で右の趾の付け根の痛みとO脚に悩んでおられるそうで、
7年前より抱えていた腰痛はカーブスで治されたけど腰もちょっと不安。。。
っという状態だそうです。
下半身の主要な大関節のお悩みですね!
ご希望は通勤で履く黒いサンダルで痛みが出ないもの。
ということで
早速お足を拝見させて頂く......前に気づきが
履いてこられた靴の履き口をみると左の履き口が右よりも大きく開いています。
しかし、変形やお悩みを訴えられているのは右側...
左足のブレの代償によって右足に負担が掛かっている可能性が考えられますね!
まずは足裏からの確認
全体的なハイアーチが特徴的ですね!
縦アーチの過向上と横アーチの低下といったところでしょうか。
そして軽度の外体重も見受けられます。
※ハイアーチになると重心の位置が上がるので足がブレやすくなります。
足自体の変化は右足の方が大きく
左足の指は右足の指よりも地面に着いていないので
指の付け根の圧力は左足優位となっていますね!
内くるぶしの写り方を見るとその写りの大きさは
左足 >> 右足 ですね!
左足の内側への傾きが見られます。
次に後ろから
足全体の傾きは右足の方が大きいように見えますね!
足が外へ傾けばその延長線上にある膝は外へ流れます。
つまり、O脚の位置ですね!
しかし、傾き始めのポイントを見てみると
左足は踵から軽度内側へ倒れ下腿は外へ
右足は踵の上(距骨)から外へ傾いています
左足が内へ倒れ、右足が外へ倒れるという事は、
足は全体的に右外へ傾いている事が分かります。
複合的な力が運動時にかかるので説明が難しいのですが、
これによって外反母趾の変形が右足に出ている事が想像出来ます。
ここを正せば外反母趾とO脚への対処が出来そうです!
まとめると
左足は軽度内へ倒れている+前足部の回内や動揺+ハイアーチによるブレやすさ
によって左足が傾きやすくなり、大きな動揺となりそのブレ等を右足が補正する為に代償し、外反母趾の変化となった!
という筋道が考えられます!
ですので、両足とも補正は必要なのですが特に必要なのは
罹患部の右足ではなく、反対側の左足の補正となります。
履物は通勤で使うサンダルをご希望。
お話を聞くと黒の履物であれば良いそうで、結果としてこちらの商品に決まりました!
Finn comfort 3608
サンダルと靴と両方を試して頂いたのですが履き味と安定感の
良さから靴を選ばれました!
覆い支える面積は
靴 >>>> サンダル
なので納得ですね!
今回も中敷きの調整をさせていただきます。
右足は外傾きと 縦横アーチの補正
左足は内傾きと 縦横アーチの補正
左足の前足部の回内もあるので、
必要であれば前足部にも補正を行い
より真っ直ぐ効率的に歩けるように仕上げます!
このように時間をかけてしっかりと対応しており、
ご予約のお客様最優先で致しております。
その為本日対応の出来なかったお客様には大変申し訳なく思います。
少しでも快適に生活出来ることを願っております!
こばでした!
Comments