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外くるぶしの下が当たって痛いお客様

福岡県大野城市のコバ靴店です!


研修で昨日、一昨日とお休みを頂きました。

ほとんど一日中歩き回っていたので身体の確かな疲れは感じておりますが



今日は、他店様で新しい靴に中敷きの調整をしてもらったら

外くるぶしの下が当たって痛い というお客様が来店されました!


しかし、考え方の違いによる手法の違いが大きい靴、中敷き業界ですので

基本的には加工調整のような手を施さない事を条件にアドバイスをさせて頂きした!



でも、来店されて1歩目でお痛みの原因がすぐに分かっちゃいました。

一目瞭然なのです。おおよその対策案もその時にある程度は固まりました。


ちなみに、調整されたという中敷きは

ベースが1cm弱の非常に柔らかい ぶよぶよしたクッションに足なりの凹凸を

控えめに付けられていました。


柔らかいクッションで厚ければ厚いほど 足裏が気持ち良い!

という説明を受けたそうです。


そのお足はこちら


距骨下関節の過回外が目立ちます。

簡単にいうと踵から外へ大きく倒れています!


足がこのように外へ傾けば

お悩みの【外くるぶしの下が靴の上縁に当たって痛い】のも納得ですね!


では、何故中敷き調整で対策出来なかったのでしょうか?


それは中敷きの硬さが大きく影響しています!


足は直接的に体重が乗る部位です。

傾きを支える という事は体重を支えるという事


体重を支えるという事は それに耐えられるだけの硬さが必要になります!



しかし、厚くブヨブヨで柔らかすぎる中敷きではそれが出来ません。

物理的に不可能です!


実際に履かれている時の様子がこちら

素足に比べると傾きが抑えられていますが外くるぶしの下でもその

傾く力を受けているので それが痛みとなっています。


このお客様に最も必要なのは

踵からの外倒れを防ぐこと!

傾かせ過ぎないこと! です。


とは言っても、

コバ靴店では基本的に他所様で調整された靴に加工は致しません。



中敷き代と調整代で当店で行うと1万円程掛かりますが

中敷き製作ならお受け出来ます!

というお話をしました。


納品は来週に決まりました。


傾きを抑えるだけで足だけでなく

膝の位置、骨盤の位置、肩の位置、内臓の位置が変わります。整います!


外くるぶしの下のお痛みは それらの危険信号なのかもしれませんね!


こばでした!

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