こども靴の選び方の注意点
大野城市のコバ靴店です!
最近はお子さんの靴の相談で来店されるお客さまが
ぽつぽつといらっしゃってます。
今は検索すると正しい靴の選び方が沢山でてくるので
選び方をご存知の方は多いのですが、何故親が確認しないと
いけないかを知らない方も多くいらっしゃいます。
こどもに痛くないか聞けば良いから関係ない。
っと思っておられる方はご注意下さい!
こちらはスキャモンの発育曲線という
こどもの年齢と成長による各器官の成長を表している図です。
神経型 に注目して下さい。
神経系は5歳頃に約80%まで成長し、12歳頃にはほぼ100%成長している事が
分かりますね!
そうなんです、
12歳頃までは神経系が発達しきっていないので、
圧迫や痛み等の状態が現れていても感知できない、
気づくことができない可能性があるのです!
しかも、小さい子供程気づくことができない可能性が高いので、
しっかりと親が靴と足の具合を確認する必要があります。
また、骨の成長も関係しているのです。
こちらは年齢による骨の様子です。
4歳頃までは骨と骨の間に空間が多く、骨の数も18歳頃に比べると多いですよね
これは全く骨がないというわけではありません。
軟骨があります!
骨は軟骨の状態から徐々に石灰化し固い骨となっていきます
幼い頃はまだ骨が固まりきれていないので映っていないのです。
大人よりも数の多かった骨も
軟骨が固まると同時にくっつき、1つに合体します。
数は少ないけど、強大なものになっていくのです。
話は戻りますが、
骨が固まっていない軟骨状態の足を触るととても柔らかい事が確認できます。
足がとても柔らかいという事は小さく窮屈な靴でも
入り込んでしまう可能性があります。
しかも、神経系が発達しきっていないので痛いかどうか分からない可能性もある。。。。
とても怖いですよね|ω・`)
だから、保護者がきちんと確認をしないといけませn!
①つま先から10mm程の余裕があるのか(捨て寸)
②靴の幅が足に合っているか。
この2つさえ守っておけばだいたい問題なく過ごすことが出来ます。
こどもでも運動不足になりがちな現代。
小学生の8割は浮き指や扁平足と云われる今だからこそ
お子さんの足をしっかりと見守り、将来不自由なく歩けるように
してあげましょう!
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