こどもにインソールは必要?明らかな異常が見え、痛みを訴えてきたら必要。さらに病院へ。
こばです!
〇〇に見えるのですが 5才未満のこどもにインソールは必要でしょうか?
というご相談。(ブログに上げる許可を得ております)
大事なこどものカラダに気になる点を見つけたら、
どうにかしてあげたい!と思ってしまいますよね。
子を思う深い親心を感じるのですが・・・
きほん的には
明らかな異常が見える
痛み・歩きにくさをうったえてきた
このような時はインソールが必要だと思います。
もちろん、足に合った靴も!
ただ、そうではない場合。
様子を見ても良いのかもしれません。
というのも、
こどもは成長しているから
スキャモンの発育曲線を見てみましょう!
一般的に発育は20歳までとされており
0才~20歳になる間で
身長
体重
骨
筋肉
神経
リンパ など
が成長をします。
それらのおおよその傾向を示したのが スキャモンの発育曲線です。
※成長曲線とも言います。
SGS総合栄養学院 様より引用
5才未満は著しい成長途中にある
0~4才にかけてグンッ!と全てにおいて 急激な成長をしているのが分かると思います。
成長途中にあるということは、カラダがまだ柔らかく 安定していないということ。
成長途中にあるからこそ、成長の終えた
大人のカラダ基準では異常と思われる姿勢になりがちです。
でも、これは正常です。
こどものカラダは様々な影響を受けて
紆余曲折を経ながら成長していくからです。
その、紆余曲折のワンシーンだけを見て判断し対処するのは
こどもの成長の妨げになる可能性があります。
インソールがとくにそう
インソールが得意とするのは、カラダのバランスを整えること。
5才までの子は成長しながら
「こうかな?」
「もっとこうしたら良いかな?」
と試行錯誤をしている過程にあります。
そう、早い段階でインソールでカラダのバランスを補助してあげたら
しっかり歩く
しっかり立つ
速く走る
これからの生活で必ず必要となる機能の、成長の妨げになる可能性があります。
インソールありきの姿勢が定着する可能性があるからです。
※インソール程度があっても、なくても最終的なゴールは変わらないかもしれない
と思うのですが・・・
こどもの足はみんな違う
また、こどもの足はみんな違います。
それぞれ異なる変化をしている傾向があるので
異常 or 正常の範囲内なのか?
の判断は非常に難しいです。
足・靴の勉強していてもその個人差の大きさにはいつも驚かされます。
それほどまでに、判断は難しい。
歩き方を見て
大人なら2秒で出す答えも
こどもならちょっと考え込みます。
それほど色々なことを考えてしまうのです。
何が言いたいのかというと、プロでも難しく感じるので
困ったら病院に相談されるのがおすすめ!
極端に歩き方がおかしいな・・・
と思われたらインソールや靴の見直しを考えてみましょう!
もしくはカラダに詳しい靴屋、インソール屋に見てもらいましょう。
※靴の中だけ見て、インソールだけ売っているお店は要注意 インソールよりも靴の方が大きな影響を与えるから。
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