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30年遅れている!日本の足・靴事情
こばです。
日本の医療は30年遅れている
このような意見を聞いてどう思いますか?
いやいや、○○テレビの医療番組では ゴッドハンドと呼ばれる手術のスペシャリストがたくさんいて 世界でも有数に質の高い医療大国じゃないか!!
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
実は、一部正解で一部不正解です。
確かに、分野によっては日本は世界有数の優れた知識と技術を持っています。
しかし、【足・靴】に関しては決して優れているとは言い切れません。
その理由の1つに専門科がないことが起因します。
ちょっと思い返してほしいのですが
耳や鼻をケガしたらどこに行きますか?きっと【耳鼻科】に行くと思います。
目の問題は【眼科】 肌の問題は【皮膚科】
体内の問題は【内科】など
きっとその専門の医者にかかると思います。
では、足をケガしたらどこに行きますか?
おそらく整形外科に行くと思います。
不思議ですね! 足科ではないのです。
なぜ、足科に行かないのかと言うとそれはまだ国内にはないからに他なりません。
しかし、アメリカやドイツなど欧米には 足専門の外来【足科】が存在します。
※podiatry(足病医)
これによって
専門科のある欧米に比べて 専門科のない日本の【足・靴】情報は約30年遅れている と言われています。
ちょっと悔しいですよね。
日本には足に悩むかたが非常に多くいらっしゃいます。 しかし、そのギャップ故に欧米では対応できても国内では対応できていないケースが多々あるように思います。
※少しでもそこを改善するために、わたしは7年前から欧米の【足関連の文献】を独学で翻訳しながら、国内の義肢装具の知識とすり合わせしながら活動をしております。
また、欧米の足科の授業で使われる教科書も入手。
もし日本に【足科】があったら、足をケガした時に迷わずそこに行くと思います。
足専門の外来が日本にも早く来てほしいです!
こばでした!
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