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靴はカカト周りが9割。踵を安定させると足の健康を守りやすい。


こばです!



突然ですが質問です。

あなたは靴を選ぶとき、何を見て選びますか?


  • 金額

  • デザイン


履いてみないと分からない!

という大前提は置いといて

おおよそこの辺りだと思います。


わたしも主に形で決めるのですが、その中でも特に

靴のカカト周りの第一印象で決めます!


何故かと言うと


  1. 足の健康

  2. 動きやすさ

  3. 靴が長持ちしそうか


おおよそこれらが把握できるから。

今回はその辺りをざっくり解説します!




伝えやすいよう、このように表記します。


足の踵=踵

靴の踵=カカト周り


※一般的な言葉である腰革・腰中、ヒールカウンター、月型芯 などと言っても良いのですが、想像しやすさ重視で”カカト周り”

カカト修理と聞いて想像する部位と、連動して分かりやすいよう”カカト”にします。

 

靴はカカト周りが9割


足の健康


足の健康を考えるのなら、靴のカカト周りの安定感やフィット感は最重要です。

大きな要因としては3つあって


  1. 足の踵に体重が乗る

  2. 踵と靴がフィットしないと動きにくい

  3. 足首の下~踵にかけてのぐらつきが足を傾かせる


というものです。



の踵に体重が乗る。


というのを想像しにくいかと思いますが

人の体を横から見ると「踵の辺りで立っている」というのが分かると思います。


つまり、踵にかかる力の向きがちょっとでも変わればぐらつきやすいのです。




あと、脚の中心と足の中心は合っていない


ズレてぐらつくことで圧分散をする良いことなのですが、

運動不足など足の弱い現代人は、このグラつきが大きく出過ぎる傾向にあります。

それゆえに外反母趾や扁平足など足のトラブルに繋がりやすくなっています。






現代人の弱った足対策として靴のカカト周りが活きるのです!





靴で期待するのはこういう変化



靴のカカト周りで足の傾きを抑えられると・・・


まず、骨の位置が安定します。

骨~骨に付着するのが筋肉ですね!

つまり、筋肉の走路が安定するので


効率的に安定的に力が出しやすくなります!

とくに踵に付着するのが下腿三頭筋という大きな筋肉群が重要。

下腿三頭筋はつま先を下げる筋肉であり、蹴り出しの際に活躍する筋肉です!



踵の安定=蹴り出し力に直結します。




また、着地位置だけでなく、蹴り出し位置にも影響します。

つまり、力のかかる部位が変わるのです。


これで歩きやすくなる!という人が多いです。

また、「いつも足裏にできる硬い角質ができにくくなった!」

という人もいらっしゃいます。


偏って蹴り出したりせず、足裏全体で蹴り出しやすくなって

圧力の分散ができるからですね!

靴はカカト周りが9割です。


とくに、運動不足で弱った足の現代人には必須だと思います。

靴で足を支えることができると、足の健康が守りやすいのです。


だから、靴の踵を踏みつぶして履くというのは本当に良くない。

自分の健康を踏みつぶしているのと同じだから。



また、常々言っているのですが



靴は眼鏡と同じように思ってください。


視力を回復したくて目の運動をしても限界があります。

メガネやコンタクトレンズを使っている人で


  • 道具に頼りたくない!

  • もう使わない!


という選択をする人は少ないですよね?

視力が低くて見えにくいのは本当に危険ですし、日常生活が不便ですからね。



靴も一緒です。


弱った靭帯という替えの効かない部位の代わりに支えるのが

【靴】であり、とくに【カカト周り】です!


メガネのように頼りましょう。

メガネも靴も医療器具という側面があります。



また、アシックス スポーツ工学研究所の書籍

「究極の歩き方」によると、人の足の耐久年数は約50年だそうです。


人生100年なんて言われる今の時代

耐久年数の倍使おうとするのですから、頼るところは頼らないと壊れます。


靴の選び方
  1. カカト周りがフィットする!

  2. 体重がかかっても潰れない程度に硬い!

  3. 靴の履き口が狭め!


これらの条件に合致する靴は

高確率で足の健康に良い靴ですよ!


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